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今回リリースされた「Metavuild」とは、ARKLET社の2022年11月1日現在での調べによると世界初となる、設計データからメタバース展示場を作成できるシステムです。
住宅販売業界において、住宅展示場への展示場の出店費に”年間1億円程”という莫大なコストが必要となるにも関わらず、昨今のコロナ禍の影響で消費者が外出機会を減らした結果、”住宅展示場への集客が厳しい”という問題が生じています。
この問題に直面し、住宅展示場から撤退するハウスメーカーや工務店も現れるなど、解決策へのニーズは日増しに高まっており、解決策の一つとして浮上したのがメタバース空間で住宅を展示するというメタバース展示場です。
しかし、メタバース展示場にも『CGの制作』をハウスメーカーや工務店が制作会社へ外注するため、
・データのインポートが必要
・数週間から数か月ほどの工数が必要
という課題がありました。
仮に『CGの制作』を外注せず自社で行う場合でも
・CG制作に精通したクリエイターが必要
という課題もあり、ARKLET社ではこれらの課題を解決するために
設計図からメタバース空間に建造物を再現できるシステム
の開発を進めています。
「Metavuild」では、同一プラットフォームの中で瞬時にアップロードが行うことができる『ダイレクトインポートシステム』を採用しています。
『ダイレクトインポートシステム』とは『設計図からメタバース空間に建造物を再現できるシステム』で、ARKLET社が開発した世界初のシステムとなります。
このシステムにより「Metavuild」は以下に示すような特徴を有しています。
ハウスメーカーや工務店の担当者が、「Metavuild」の管理画面から”設計で使用するデータ”をアップロードすると、わずか3分で建築物がワールドに逐次的に生成される仕組みが構築されています。
ユーザーが管理画面を開くところから計測しても5分ほどという、短時間で仮想空間に建築物が展示が可能という驚異のスピードを実現しています。
「Metavuild」は”ファイルのアップロード”から”建物の詳細な編集”までを『ハウスメーカーや工務店自身で行うことができる』ような簡単な設計となっています。
これにより、従来は外注に当てていた”CG制作等のコスト”の削減を可能としています。
作成した『メタバース住宅展示場』は、PC・スマホいずれからもブラウザ上でアクセスが可能なため、来場者側のユーザーに対する専用のアプリの取得やログイン登録といった作業は不要となります。
また、ハウスメーカーや工務店がアップロードした建物は瞬時にワールドに反映されるので、来場者はいつでも最新のメタバース住宅展示場「Metavuild」内のワールドを気軽に楽しむことができます。
「Metavuild」内のワールドには、”時刻”を変更することで”太陽の位置”が変化するシステムが搭載されています。
このシステムを活用することで、各時間帯における日の入り方を再現することができるため、実際の居住空間のシミュレーションが可能となります。
1.管理者画面からファイルをアップロード
2.アップロード完了後、ワールド内へ移動
3.ワールド内で建物を編集
編集完了後の完成イメージ
ARKLET社では、「Metavuild」の活用により誰でも気軽にメタバース上の住宅展示場に出展することが可能となることで、従来の方法に比べ、住宅展示場にかかわるコストの大幅な削減が見込めるとしており、今後は本システムを全国のハウスメーカー・工務店に向けて展開する予定としています。
今月1日よりβ版がリリースされている「Metavuild」は、ARKLET社が開発した世界初のシステムを搭載した、設計データからメタバース展示場を作成するシステムです。
今までは各地の地場工務店の住宅展示場は、その地に足を運ばないと見ることができませんでしたが、VRの技術が進歩したことで、どこからでも各地の展示場を見ることができるようになるなんて、画期的なシステムですね。
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