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今回xCura社が展示を開始する「Mediverse City」とは、医療分野でのメタバースの普及および発展を目的にSpatial内に開設されたメタバースで、株式会社Mediverse OCDと株式会社MAI JAPANが提供しています。
繋がる医療をテーマとしたVR空間では、
・専門家や企業が『展示』や『セミナー』などを実施する
だけでなく、利用者と交流することもできるプラットフォームに仕上がっています。
医療分野の各専門家がそれぞれにワールドを展開し、一つの町(City)を創り上げている「Mediverse City」への参加にはデバイス不問となっていますが、VRゴーグルで参加することでよりリアルなCity体験が提供されます。
Mediverse OCD社では、「Mediverse OCD」で学生や一般の人が専門的な医療知識に気軽に触れられる事で、病気や医療職へのイメージが湧き、楽しく学ぶことが出来る空間、そして医療者が世界の医療セミナーやイベントに気軽に参加でき、医療機器や治療法等の最新情報の収集を可能にする空間を形成したいとしています。
また「Mediverse OCD」には、「Mediverse City」以外にも医療をより身近にアミューズメントとして楽しむことが出来る「Mediverse land」がオープンしています。
「Mediverse land」には巨人に登ったり、心臓や肺の中に入って遊ぶことの出来るワールドなどもあります。
xCura社が今回「Mediverse City」のA棟の1Fに出展し、「XR Therapy」に関する展示をしています。
ここでは「xCura’s Home」と記載されている球体がポータルとなっており、ユーザーがこのポータルをクリックすることでxCura専用ワールドに行くことが出来る仕様となっています。
xCura専用ワールドでは、”治療体験をエンターテイメントに変える”という「XR Therapy」の詳細を確認できます。
「XR Therapy(VR)」とは、痛みや不安の強い治療や検査をする際に装着することで、リラクゼーションを促すことが可能となるツールです。
その特徴は、VR映像を見るだけでなく、映像を見ながら特定の呼吸法を行い、また自律訓練法や漸進的筋弛緩法のナレーションに従うことで、ネガティブなことに意識が向かないように工夫が施されている点です。
”嘔吐反射のある患者”や”自閉症の患者”といった人たちが様々な診療科目で使用している実績を有し、日本のみならず、インドネシア・フィンランドでの展開も予定されています。
xCura社では「XR Therapy」を通じ、”痛い・怖い治療体験”を”エンターテイメント”に変えることで、治療の心理的ハードルを下げる取り組みを行いたいとしています。
Mediverse OCD社とMAI JAPAN社が共同で提供する国内最大級の医療メタバースである「Mediverse City」に、xCura社が展示を行うことが発表されました。
展示には「XR Therapy」を用いたVRによるペインコントロールの事例などが紹介されており、スマホやPC、VRゴーグルなど様々なデバイスに対応しています。
医療分野の進歩は目覚ましいものがありますが、新しい技術に医療従事者だけでなく患者も触れることができるなんて、いざというときに備え、日ごろから訪れる習慣を身につけておきたいメタバースですね。
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