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8月から実施される価格改定により、Meta Quest2の日本国内での価格は2万円以上値上げされることになります。
8月以降の日本国内におけるMeta Quest2の各モデルの価格は以下のとおりです。
128GB版:59,400円(税込)(改定前37,180円)
256GB版:74,400円(税込)(改定前49,280円)
128GB版が22,220円、258GB版も25,120円と2万円以上値上がりし、128GBの価格が現行(7月27日時点)の256GB版を大きく超えることになります。
Meta社は値上げに踏み切った理由について、最先端VRの研究や新製品の開発への投資に加えて製造コスト・出荷コストの上昇を挙げています。
ちなみに、値上げはアメリカでも行われますが100ドルの値上げにとどまっており、日本での値上がり方が大きく見えるのは円安の影響と指摘する識者もいるようです。
さらに、Meta Quest2本体だけでなくアクセサリー価格も値上げされることになっています。
価格改定の理由の説明において、Meta社は同社の今後のVRハード、ソフトの展開についても明らかにしました。
ハイエンドのヘッドセットとして開発が進められている「Project Cambria」を年内にローンチ、その後は新世代のMeta Questをリリースする予定とのことです。
また、コンテンツに関しても
・Ghostbusters VR
・Among Us VR
・The Walking Dead: Saints &Sinners –Chapter 2: Retribution
・BONELAB
・NFL PRO ERA (VR初のNFL公認ゲーム)
がMeta Quest2向けアプリとしてリリースされることになっています。
なお、Meta社は価格改定後に人気VRゲーム「Beat Saber」を無料でダウンロードできるキャンペーンを期間限定で実施することも明らかにしました。
キャンペーンの対象となるのは、2022年8月1日〜2022年12月31日にMeta Quest 2を新規購入した人です。
2023年1月31日までにデバイスを有効にすれば、「Beat Saber」を無料でダウンロードすることができます。
Meta Quest2は本格的なVR体験ができるデバイスの中で最もコスパの良いVRヘッドセットの地位を確立しました。
今回の価格改定により大幅に値上げされることになりますが、それでも10万円を切る価格にとどまっており、コスパの良さは維持されていると言えます。
また、7月になってVALVE社の「VALVE Index」も国内価格が上昇しており、値上げの波はMeta社だけのものではなくVR業界全体に訪れているようです。
ただ、知名度・業界シェアを考えるとMeta Quest2の値上げがVR業界に与えるインパクトは大きいかもしれません。
今後のVR業界全体の動向に注目ですね。
ソース:Oculusブログ
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