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メタバース「S-PACE」とは、
・XR技術を得意とするLATEGRA
・豊富なコンテンツを持つ小学館
がタッグを組んで生まれた、ユーザーフレンドリーでコンテンツファーストな新しいメタバースです。
いち早く公開されたコンセプトムービーでは「名探偵コナン」の江戸川コナンが登場するなど、小学館に関連するキャラクターとメタバースで巡り合える体験が暗示されています。
また、コミックだけではなく教育コンテンツの展示もコンセプトムービーでは触れられており、家にいながらにして博物館や動物園にいくような体験が可能になるかもしれません。
さらに、児童向けのイメージが強い小学館ですがファッション雑誌も数多く刊行していることから、メタバースではファッションに関するイベントやショッピング体験ができるようです。
定期的に変わるコラボイベントやミニアクションが行われる「イベントブース」や機能が用意され、企業やブランドを巻き込んだ施策を行っていくとしています。
このように「S-PACE」では、幅広い層のユーザーたちが誰でも気軽に楽しむことができるようになっています。
その一環としてヘッドマウントディスプレイや特別なアプリのダウンロードは必要なく、スマートフォンやパソコン、タブレットですぐに楽しめる仕様になっているとのことです。
また、コミック調のアバターデザインを採用し、コンテンツの世界観やカルチャーを表現した空間を構築することで、ファンがより一層散策を楽しめる場所となることを目指しています。
このほかにも、今後様々な作品や機能を実装し、老若男女問わず親しみやすく、世界中からファンが集まるワクワクする体験を提供していくとしています。
現在β版としてリリースされている「S-PACE」ですが、今後は段階的に種々のアップデートが予定されているとのことです。
この時期は「S-PACE」の基礎づくりのために以下の施策が予定されています。
●ポータル空間から繋がる小学館IPを用いた個別の空間へ
●初期コンテンツの試験運用
●広告メニューの試験運用
●ユーザーアバター・同時接続の導入(秋予定)
なお、一般公開は8月の予定です。
この時期は「S-PACE」の拡大を目指して以下の施策が行われるとされています。
●XRコンテンツの拡大
●ID・アバター機能本格化
●決済・課金機能搭載
●他企業によるS-PACEへの参入・出展
さらに「S-PACE」が発展していくための施策も予定されています。
●クリエイター応援する仕組みや、経済活動・創作活動など独自のエコシステムの構築
小学館のメタバースプロジェクトが始動しました。
コロコロコミックや週間サンデー、ちゃおなど数多くの魅力的なIPを要する同社だけに、そのメタバースはまさに「夢の国」となりそうです。
その意味で「S-PACE」は魅力的なコンテンツを多く抱える日本ならではのメタバースへと成長する可能性があるのでしょうか。
日本国内におけるメタバース産業を大きく加速させるプロジェクトになるかもしれない、「S-PACE」の今後に期待ですね。
・株式会社LATEGRAのプレスリリース[PR Times]
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