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360Channel社は、360度20Kパノラマ写真を活用した高解像度・高画質のバーチャル体験システムの提供を開始し、コロプラ社のバーチャルオフィスツアーのシステムに採用されたことをを発表しました。
コロプラ社では、新型コロナ禍にあって”人数”や”滞在時間”という制限にとらわれずに
・より多くの方にオフィスにいるかのような体験
・言葉で伝えることが難しい企業カルチャーや働くイメージ
を伝える手法を模索してきたという背景から、新オフィスのバーチャルオフィスツアーが制作しています。
Webブラウザからいつでも・どこでも簡単にアクセスできることから、会社の紹介のみならず、「採用活動でのオンライン配信イベント」など幅広い場面での活用が期待されているようです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-206179/
4月12日、ASATEC社が開発したリアルなアバターによる無人案内サービス『オンリーワンガイド』がリリースされました。
『オンリーワンガイド』は、実在の人物をデジタルツイン化することで説得力のある施設案内を24時間365日提供することができ、
・ショールーム内の好きな場所に説明を置く
・ガイドと一緒に画像や動画、3DCGデータを表示する
・見えないものを見せる説明(ex:建物の構造の可視化)
といった演出もできるようになります。
また、「オンリーワンガイド」がケーブルメディアワイワイ社が運営する宮崎県延岡市の「waiwai PLAY LAB」に採用され、運用が開始されたことも明らかにされています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-206214/
4月11日、特別支援学校や入院中の子どもたちへ向けてメタバース体験をプレゼントするプロジェクト「D-SHiPS JOURNEY」の発足が発表されました。
このプロジェクトは
・ディーシップスミニ
・TART社
・グラコネ社
・gooddo社
・セプテーニ・インキュベート社
が共同で発足させたもので、アートとテクノロジーの力を使った”支援の形”としてNFTアートを発行・販売していきます。
得られた収益は身体が不自由な子どもたちのために、「屋外での遊びや学び」に繋がるコンテンツに満ちたメタバースを企画・制作していくとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-206229/
4月13日、順天堂大学と日本IBMは産学連携の取り組みとして、メタバースの医療活用を研究する「メディカル・メタバース共同研究講座」を設置したことを発表しました。
このプロジェクトではメタバース空間で順天堂医院を模した「順天堂バーチャルホスピタル」を構築し、
・外出困難な患者と家族・友人とのコミュニケーション
・より効果的なインフォームドコンセントの実践
を目指していく予定です。
また、短期的な研究テーマに関しては2022年中の試作品の発表を行うとしています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-206256/
現在VTuber界でトップを走るアーティスト全22組23名が集まる音楽ライブ「V-Carnival VOL.2」が、6月11日と12日の2日にわたって配信イベントとして開催されることが決定しました。
最先端CGを駆使した空間演出に彩られたリアルステージにアーティストたちがARで登場するという、「リアル×バーチャル」を実現したライブとなっています。
制作にはフジテレビも携わり、「FNS歌謡祭」などの大型音楽番組で培った撮影ノウハウを活用して臨場感溢れる動画配信が行われる予定です。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-206186/
今週後半は国内企業の積極的な活動が目立ちました。
世界的に注目を集めている分野のメタバースのほか、現実とバーチャルの融合といった日本ならではの技術も多く登場しています。
日本国内におけるXR技術の独自の進化が遂げていくことを予感させ、とても楽しみな状況です。
「ガラパゴス化」などと卑下せずに応援していきたいですね。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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