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PSVR2のヘッドセットは、PlayStation VR2 Senseコントローラーとマッチするようにオーブ型が採用されました。
丸みを帯びた形は、プレイヤーがバーチャルリアリティの世界に入ったときに感じる360度の視界を表現しているとのことです。
デザインは大きく変わったものの、現行のPSVRでプレイヤーに好評だった
・ヘッドセットの重量バランス
・一本のヘッドバンドだけで頭部に固定する構造
はPSVR2でも踏襲されることとなりました。
また、現行のPSVRプレイヤーが違和感なく利用できるように、
・ヘッドセットのスコープ部分と顔の距離を調整するためのスコープ調整ボタン
・ステレオヘッドホン端子の位置
は共通した位置に配置されました。
このほか特徴的なのは、初期に公開されたコントローラーのデザインでは黒もしくはグレーの配色だったのに対し、最終デザインはヘッドセットとコントローラーともに白を基調としたものになっている点です。
これはPSVR2のデザインがPS5やDualSense ワイヤレスコントローラーやPULSE 3Dワイヤレスヘッドセットとの一貫性を強く意識しているためだと思われます。
これまでにPSVR2には
・4K HDRの解像度
・インサイド・アウト・トラッキング
・ヘッドセットフィードバック
・ケーブル1本で接続できるセットアップ
といった機能の搭載が発表されています。
さらに今回、VRヘッドセットを利用する際のレンズの曇り対策として排熱用の換気孔を搭載していることが明らかになりました
PS VR2のヘッドセットデザインを担当したシニアアートディレクターの森澤有人氏は以下のようにコメントしています。
PS VR2のデザインに取り組み始めた頃、まず注力したのはPS5で実現したような、換気効率の高い設計でした。VRタイトルに没入しているときにレンズが曇ってしまわないように、通風孔を設けるというエンジニアのアイディアから始まり、最終的なデザインでは、スコープの上面と前面の隙間に小さな空間を設けることで、効果的な換気を実現しています。
さらに、ヘッドセットの振動用モーターなどが搭載されているものの、よりスマートなデザインにしたことで若干の軽量化も実現しており快適に長時間VRゲームをプレイできるようになっているとのことです。
2022年に入り続々と新情報が公開されているPSVR2ですが、ついに最終デザインの全容が明らかになりました。
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いよいよ販売開始が近づいていると強く感じます。
現行のPSVRをきっかけにVRの楽しさに目覚めたと言う人も多くいるので、PSVR2にも今後のVRのさらなる普及の大きなムーブメントになることを期待したいところです。
ただ、現時点では最も気になる価格や対応タイトルなどの情報がまだまだ明らかになっていません。
次なる続報が待ち遠しい日々が続きそうですね。
ソース:PlayStation Blog
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