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今回リリースされた「イスランド」は、”レジャー/アミューズメント施設”や”商業店舗”といった商業施設向けに開発されたエンタメVRコンテンツパックです。
VRアトラクションの導入・運用コストを極限まで下げるため、
・イニシャルコストと運営コストが限りなく低い従量課金サブスク型
・高価な専用ハードウェア等は不要
という特徴を有しており、VRヘッドセット「Quest 2」と「椅子」を用意するだけでVRアトラクションを顧客に提供することができる、『最高にお手軽な』エンターテインメントVRコンテンツパックとなっています。
VRアトラクションの運用に必要な機材が「Quest 2」と「椅子」のみであることから、『使用しないときは片づけておく』ということも簡単にでき、スペース占有率を低く抑えることが可能です。
また、初期費用や月額基本料は無料で、稼働していない時間の料金も無料という料金体系の為、運用コストを抑えることが可能です。
ハシラス社は2015年の創業以来、様々なレジャー施設や店舗に向けたVRアトラクション等のVRコンテンツ制作を通じ、『VRでなければ味わえない驚くべき体験』を提供してきた企業です。
レジャー・アミューズメント業界は、昨今のコロナ禍により大きな打撃を受けており、消費者のレジャー活動は「遠出」から「地元」へシフトしてきているものの、日本全国の小規模な施設では新規コンテンツを導入しづらいという問題もあります。
レジャー・アミューズメント業界が再び立ち上がろうとしている今、ハシラス社が貢献できることを模索する中たどり着いた、『体験価値の高いVRコンテンツをより手軽に提供していくことで貢献していきたい』という考えのもと開発されたのが「イスランド」です。
「イスランド」は初期コストや運用コストを極限まで抑制しつつ、VRアトラクションの持つ凄さ、楽しさを提供できるように設計されています。
「イスランド」最大の特徴は
『施設側の「金銭コスト」「人的コスト」を可能な限り抑えることを前提に設計されている』
という点です。
導入に必要な機材は”イスとVRヘッドセット”のみと、初期コストが抑えられるのみでなく、”必要スペースが少ない”、”設置・撤収が簡便”、”使うときだけ/稼働が多そうな時だけ設置・稼働することが可能”といったメリットがあります。
また、『非稼働時の費用は一切不要』と、運用コストも抑えることができます。
コンテンツの多くは2~5分程度と短く想定されていますが、これは回転率・利益率を重視しているためです。
またユーザーがヘッドセットを装着し、コンテンツをスタートした後は、”施設側のアテンドは不要”であるため、人的コストを抑えることにもつながります。
「イスランド」の導入は簡単で、
1.契約事業者は、VRヘッドセット「Quest 2」を量販店等で購入し準備する
2.その「Quest 2」に「イスランド」の専用アプリケーションをインストールする
3.イスを用意する
の手順で導入でき、またポスターなどの販促素材を準備するにあたっては、印刷用データが無償提供予定となっています。
「イスランド」を導入契約した事業者がハシラス社に支払う費用は
1プレイあたり100円
のみとなります。
導入料金や月額固定費は無料で、その上稼働時間1時間につき2プレイ分は支払い不要となっています。
施設側は、Quest 2(1台37,180円)の購入費用は必要であるものの、それ以外の追加費用なく導入が可能で、ユーザーのプレイ料金も施設側で自由に設定することができます。
「イスランド」で当初利用可能なコンテンツは”Urban Coaster”と”SUSHI COASTER”の2つです。
”Urban Coaster”は、高層ビル群のあいだを駆け抜けるスリル満点のVRジェットコースターです。
”SUSHI COASTER”は、目の前で回る回転寿司を次々に口に運んで食べまくり、得点を競うゲームです。
ハンドトラッキングで手の動きを認識することで、自分の手を使って寿司を食べる体験を実現しています。
「イスランド」は、これから全国の施設・店舗への導入を目指しており、コンテンツの追加やアップデートも随時実施予定となっています。
問い合わせはハシラス社まで。
VRコンテンツ制作会社であるハシラス社は、全国のレジャー施設や店舗向けに、“最高にお手軽”なエンターテインメントVRコンテンツパック「イスランド」の提供を開始することを発表しました。
コロナ禍で売り上げが大幅に減少してしまった商業施設にとって、アフターコロナに向けた新しい設備投資が手軽にできるというニュースは明るい兆しとなりそうですね。
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