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MR企業のGATARI社は鹿島建設の協力を得て、大型複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(HICity)」のDX化を進めるサービスを開発しました。
その取り組みの一環として、鹿島建設の保有するHICityの3次元設計データを基にGATARI社が持つMR技術を活用してARアプリ「HICity AR」の提供が開始されています。
空間のデータ化を推進することによって、エンタメ・インフラ・ビジネスなどの情報をデジタル空間に配置・保存・アクセスすることができるようになり、HICity来場者の利便性向上や関連事業者の業務効率化が期待されます。
今後GATARI社は鹿島建設の協力の下で、さらにBIMデータとの連携を強化することによって建設事業における全体プロセスのDXに取り組み、ソリューションとしてのMRサービス提供を目指していくとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200765/
イマクリエイト社は、体の動きそのものを3Dデータ化し、共有することができるVRプラットフォーム「ナップ」のWEBサイトを公開しました。
“体の動き”そのものをデータ化しVR上に可視化することで、
・理解し再現する
・正確に伝えること
が困難である体の動きを感覚的に伝えることができます。
そのため、技術やワザと呼ばれる高度な動きから簡単な動きまで、様々な動作を人から人へシェアすることが可能になり、
スポーツトレーニング
技術トレーニング
といった様々な用途で活用が期待されます。
また、「ナップ」は10月27から29日まで幕張メッセで開催されている「XR総合展」に出展されており、イマクリエイト社のブースにて体験できるとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200797/
様々なXRコンテンツを手掛ける凸版印刷が、高精度ARを活用し博物館をもっと楽しく体験できる博物館ガイドシステムを開発しました。
この博物館ガイドシステムは、VPS(Visual Positioning Service)技術と高精度AR技術を活用し、展示物に実際には存在しないCG映像や解説情報などのコンテンツを重ねて表示するものです。
地域振興や観光資源といった地域課題への対応など近年の博物館の役割が多様化していることを背景に、より効率的な博物館運営をサポートします。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200813/
夜の鳥取砂丘をVRやARを使って月面であるかのように変化させ、宇宙飛行士体験を楽しむことが出来る宇宙体験サービスがスタートしました。
宇宙の体験をつくる技術集団amulapoが開発した「月面極地探査実験A」は、まるで月面の世界のような姿になるという夜の鳥取砂丘の特徴的な自然環境を活かしたものです。
”1969年のアポロ11号が人類で初めて月面の着陸に成功した時代”から”2050年の月面都市ができる時代”までの幅広い時代における月面開発に関わる様々な月面ミッションを体験することができます。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200827/
電通国際情報サービス社の「幻肢痛VR遠隔セラピーシステム」が、2021年度グッドデザイン賞を受賞したことが明らかになりました。
「幻肢痛VR遠隔セラピーシステム」は、同社のオープンイノベーションラボが株式会社KIDSと共同で企画・開発したもので、四肢を欠損あるいは神経が断絶したことで生じる痛み「幻肢痛」に苦しむ患者のリハビリをVRによって支援します。
今後はKIDS社と共同で、複数の幻肢痛患者の遠隔セラピーの実用化に向けた検証と、より多くの人にVRセラピーが届く仕組みを展開する計画を進めていくとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200633/
今週後半は場所や空間をコンテンツ化するサービスの話題が多くみられました。
場所とXRと組み合わせることで、よく見慣れた場所でもこれまで知らなかった魅力が生まれることになります。
逆に馴染みのない場所でもXRを活用すれば不安なく行き来することができるのもメリットの一つです。
移動や旅をより楽しく、強力にサポートするXR技術を活用することで、新しい旅行・観光の形が発展していくかもしれませんね。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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