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VR市民と専門家によるVR空間での意見交換イベント「VR Citizen Conference ~VRと教育~」が10月10日に開催されることになりました。
NPO法人バーチャルライツが主催する同イベントは今回で2回目の開催となり、デジタル庁による「デジタルの日」賛同企画として実施されるものです。
「VRと教育」をテーマに
若新雄純氏(慶應義塾大学特任准教授)
SUKANEKI 氏(NPO法人バーチャルライツ理事長)
といった専門家がcluster上の会場に集結し、VR技術や制度などについて意見交換を行います。
イベントへの参加は無料で、IT勉強会プラットフォーム”connpass”から申し込むことで
・cluster会場へ参加
・YouTubeLiveで視聴
することができるとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200009/
日経イノベーション・ラボがAIが生成した人物『バーチャルヒューマン』を用いた動画を簡単に制作するシステムを、データグリッド社と共同で開発したことが明らかにしました。
『バーチャルヒューマン』とはCGで制作された人間にそっくりな画像のことで、今回開発されたシステムの特徴は「AIが作り出した実在しない人物や、実在する人物をベースに、自由に発話する内容を指定し動画を制作する」ことができる点です。
日本経済新聞社グループ内で利用開始されており、若手社員の160名分の顔写真をもとに作成された”若手社員の中間的な特徴を持つ男女のバーチャルヒューマン”の動画が公開されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200011/
HTC NIPPONは10月15日に予定されているVR HMD「VIVE Pro 2」フルキットの日本発売に向けて、予約の受付を10月1日から開始しました。
5月に発売されたVIVE Pro 2は初代VIVE Proから更なる解像度や視野角などの性能向上が図られたモデルですが、ヘッドセット本体のみの販売となっていました。
今回のフルキットでは本体に加えて
ベースステーション2.0
VIVEコントローラー(2018)
が同梱されているため、”VIVE VR”の初心者でも利用しやすくなります。
「VIVE Pro 2フルキット」の予約では、数百タイトル以上の人気VRゲームとアプリが遊び放題になる、VIVEPORTインフィニティのサブスクリプション・メンバーシップが合計14ヶ月分プレゼントされる特典もあり、VIVE Pro 2を最大限に楽しむことが可能です。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200035/
福岡県朝倉郡東峰村の風景や伝統工芸品がVRコンテンツ化された体験イベント「DIGITAL Switch!!FUKUOKA」が開催されることになりました。
このイベントでは、東峰村の観光資源である
・竹地区の棚田
・伝統工芸「小石原焼き」
の世界観が、3m×3mのエリアに構築された3階建てのVR空間で再現されており、現地に足を運ばずとも東峰村の魅力を感じることが可能です。
臨場感が高い地域PRの新しい手法を提案するこのイベントは、
福岡県小石原焼伝統産業会館:10月9日~10日
東京都にある福岡県アンテナレストラン福扇華:10月9日のみ
の日程で開催されるのに加えて、特設サイトでオンライン参加もできます。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-200050/
9月27日、Facebookはメタバースの開発を進めるためにグローバルな研究およびプログラムパートナーへの5,000万ドル(約55.6億円)の基金を設立したことを発表しました。
メタバースは1つの会社が単独で構築できるものではないし、また一夜漬けで完成できるものでもないことから、政府、産業界、学界の専門家と協力してメタバース実現のための技術的・倫理的な課題に取り組むとしています。
今回のファンド設立はその第一歩として行われるものであり、
・米州機構
・ソウル大学、香港大学
・シンガポール国立大学法学部
といった国内外の機関がプログラムを通じてすでに協力関係にあることが明らかにされました。
今後さらにパートナーを募り、メタバース実現に向けた取り組みの情報を発信していくとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-199876/
今週後半はXRソーシャルを活用していくための取り組みが注目されているようです。
地域おこしや会社PRなどに使える便利な技術ですが、XRソーシャルが成長していくに従って徐々に問題点が顕在化していくと考えられます。
来るべき「メタバース時代」に向けてユーザーと開発者、サプライヤーとでどのような問題があるかの意識を共有することが重要になるのではないでしょうか。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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