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「EyeCandy」は、欧米で人気のエクササイズで新しいパフォーミングアートの一つである「ポールダンス」をいち早く取り入れたもので、日本では2005年にスタートし、日本初のポールダンススタジオとして2007年に開設されました。
2021年7月現在の会員数は約2000名以上で、OLから主婦・プロのダンサーやパフォーマーまで幅広い層にポールダンスを指導しており、イベントや自主公演の開催を通じて多くの人々にパフォーマンスの機会を与えるとともに、ポールダンスをエンターテイメント、パフォーミングアーツの一つとして確立するべく日々取り組んでいます。
そんな同スタジオが今回、VRChatにVRポールダンスショークラブを展開し、プレサービスを7月下旬に開始することを発表しています。
昨今のコロナ禍により、多くの人を集めるリアルイベントの開催が困難となっているほか、テレワークなどで運動不足に陥っている人が多くいる現状にあります。
そんな中、VR空間サービスを活用したショースペースを開設することで、
・VRダンスコンテストの開催
・VRを通したエクササイズイベント
・利用者同士がコミュニケーションをとれるような交流イベント
などの展開が予定されています。
またeyecandyでは自社スタジオを利用し、モーションキャプチャーによるポールダンスムーブの撮影などにも取り組んでおり、撮影された3Dデータは将来的にNFT等ブロックチェーンシステムでの販売が目指されています。
これらの取り組みはダンス業界からも高い関心を集めており、ポールダンスをVRという空間を通して様々な地域の人にアピールすることが可能になります。
同時に、自宅用のポールを設置すれば、自宅のマンションの一室もポールダンスショークラブに様変わりということも実現可能で、ポールダンスの益々の普及が期待されます。
この取り組みを踏まえVR空間でのプレサービスが決定されており、今年8月には試験的なダンスコンテストの開催も計画されています。
プレサービスでは、2022年度に予定されている本サービス提供に向けたプラットフォームとパッケージ開発が期間限定で行われ、サービスメニューや料金などについてより利用しやすいサービスづくりが図られていきます。
本サービスは、インターネット上からVR空間へアクセスし、来場者がポールダンスショーの観覧や情報発信ができる場を提供するほか、相互コミュニケーションも図る事ができるというもので、その他にも
・コンテスト形式のイベントの開催
・ダンサー自身の振付やムーブメントをアピール・販売
といったことも実施されます。
なお、主に5つのサービス展開が予定されています。
東京・千代田区の自社スタジオにて、VR器材の使い方や、VRワールドでのフルトラッキングによるポールダンス体験のサポートが実施されます。
VR空間内で、ダンスコンテストイベントの開催が予定されています。
VRダンサーの育成や活動の場を広げるとともに、ダンサー同士や来場者との交流もできます。
またワークショップやエクササイズイベントも予定されており、ポールが身近にない人でもポールダンスの疑似体験ができるようになっています。
トラックスーツを着用し、モーションキャプチャーデータを撮ることで、ダンサーの動きを3Dデータとして残すことができます。
VRワールド内にバックダンサーとして起用するなど、将来的なダンサーの活動の場を広げることを目標としています。
VR体験・モーションキャプチャ撮影が可能なスタジオとして、スペースのレンタルもできます。
別のワールド空間で、ポールダンスの動きを取り入れたいときなどに便利です。
機材レンタルも行っているため、VRに興味があるが購入は迷っている・自宅でVR体験をしてみたいという人にも試用してもらうことができます。
老舗ポールダンススタジオの「eyecandy」が、VR空間内にスタジオを開設しました。
今月下旬のプレサービスが予定されており、今後はVRを利用したバーチャル空間でダンスレッスンやイベントの開催が予定されています。
コロナ禍の中でもより多くの人にポールダンスを体験してもらえるだけでなく、ダンサーの活躍の場としても注目を集めそうですね。
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