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プレミアムアーツ社とPTCジャパン社は、両社が保有するAR技術を用いた電力設備の操作支援ソリューションに関する検証を実施したことを発表しました。
今回検証されたソリューションは、実操作を元に作成した操作手順を事前に読み込ませてARとしてiPadへ表示するというもので、中部電力株式会社の送配電事業を担う中部電力パワーグリッド株式会社の変電所において実施されています。
検証の結果、操作対象ボタンの明示・手順どおりの操作対象表示および対象設備への確実なルート表示を確認でき、このAR操作支援ソリューションが電力設備の操作に対する安全と信頼性の確保に寄与できる可能性があるとの評価が出ているとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-196657/
XNTTドコモ社が提供するXRアプリ「XRシティ」の開発にあたり、スターティアラボ社が有するAR技術及びアプリ開発の技術が提供されたことが明らかになりました。
開発された「XRシティ」は、XRによる新宿の新たなまちづくりプロジェクト「XRシティ SHINJUKU」の第2期プロジェクトで活用されることになっています。
小田急百貨店や新宿中央公園をはじめとした新宿駅周辺に設ける6か所の体験スポットで、
「アート&空間らくがき」
「キャラ」
「謎解き」
などのXRコンテンツをアプリを通じて楽しむことができるとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-196678/
玉川髙島屋ショッピングセンター館内・外のルート案内に、テレコムスクエアが開発・提供するARナビゲーションアプリPinnAR(ピナー)が導入されることになりました。
ショッピングセンターのPinnAR導入事例は今回が初となりますが、
迷わず行きたい場所に行ける利便性
コロナ禍での対面での案内を極力減らす
という点で期待が大きいようです。
今後は、本館・南館の館内案内だけでなく、隣接する複数の別館をシームレスに案内する事で、いつもと違った「お買い物ルート」の提案や、各ショップで利用可能なクーポンの発行や、館内のイベント情報発信などにも活用される予定となっています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-196704/
自分のアバターを持つ配信者も増加し、今やバーチャル空間でのコミュニケーション手段として地位を確立したVTuberですが、活動開始するにはトラッカーなどの機材が必要になります。
そこで、HTC NIPPONは新たにVTuber活動を始めるバーチャルビギナーのために、対象製品を購入するとVIVEトラッカー(2018)が3つもらえる「VTuberキャンペーン」を、7月14日まで各販売店で実施することを明らかにしました。
このキャンペーンには、VTuber動画の「ネタ」となるゲームが遊び放題になるVIVEPORTインフィニティも2か月間付属しており、VRデバイスとトラッカーも合わせてVTuberになれる絶好のチャンスとなっています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-196710/
6月16日、VR Music社とMATRIX社は、観客が自宅に居ながら参加することができるサービス「VRホームコンサート」の実証実験を行いました。
今回実験が行われた「VRホームコンサート」はVR(仮想現実)のシステムを使用したライブサービスで、お互いが遠隔地にいながらも
・アーティスト
・ファン
が同じ部屋に一緒にいるかのような感覚で、プライベートライブを開催することができるっものです。
同サービスの開発を進めているVR Music社は、元ミュージシャン増田力也さんを代表取締役として2021年5月に設立したもので、新型コロナ禍の中でも音楽ライブを楽しめるテクノロジー開発を目指しています。
音楽を聴くだけではなく、参加者が一つの場所に集まって観客同志やアーティストと
・会話したり
・応援したり
・一緒に歌ったり
といったことが可能になる「VRホームコンサート」の第1回実験の様子は公式のYouTubeチャンネルで公開されているとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-196669/
今週後半も音楽ライブや街の活性化、電気施設の点検などさまざまな分野で活用されるVR/ARの話題が登場しました。
幅広い分野で活用されるのを見ると、VR/ARが着実に社会生活に定着しつつあることを実感します。
これからも想像がつかないような分野での活用事例が登場してくることに期待したいですね。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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