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「バーチャルデザインレビュー」はサイバネットシステムが販売・サポートするVR設計レビュー支援システムで、主に製造業などで利用されている3DCADの形状をデータ変換などの手間をかけることなく、直接VR空間に投影させて遠隔地のメンバーを含む複数人と共有することで、メンバー全員が同一空間の中でコミュニケーションを取りながらレビューすることができます。
設計変更などの情報を有効に共有することで、手戻りが軽減できる上に開発にかかるコストや時間を削減する効果が期待されています。
そんな同システムの最新バージョンとなる”V5.0″が、2021年6月24日(木)より販売開始されています。
今回の最新バージョンV5.0のリリースにあたって、新機能と特徴について紹介するセミナーが、7月21日(水)にオンラインで開催されます。
当日は13:30から30分程度実施される予定で、Web会議システムのZoomを使って、操作デモの動画を交えた紹介が行われます。
◆参加費:無料(事前登録制)
今回同システムに追加・強化された機能は、以下の3点となっています。
最新バージョンでは音声通話機能が追加され、リアルタイム音声通話による、遠隔地にいながらも隣にいるかのようなコミュニケーションが実現されています。
VR HMDに付随しているイヤホンとマイクで会話が可能なため、遠隔地同士で作業をしていても、隣で作業しているかのようなスムーズなコミュニケーションを取ることが可能になっています。
また最新バージョンでは、VR空間のアバターに全身の動作を反映させることで、作業効率の良い姿勢の検討や機器との干渉確認が可能になっています。
作業者はVIVEトラッカーを装着し、身体各部の位置と動作の情報をアバターに反映させることによって、全身の姿勢をVR空間でも再現できるようになっています。
これにより、
・VR空間上で作業効率の良い姿勢の検討
・操作トレーニングにおいても姿勢まで含めた指導
ができるようになるほか、対象の機器に身体が干渉しないか確認可能になることで、「機器操作時に体の一部が危険な場所に当たらないか?」「ここに腕が入るか?」といった検証も行え、業務効率の改善をサポートします。
さらに、メニューをVR空間上の任意の位置に表示できるようになっており、従来はコントローラーを持つ左手の位置に表示され、右手のコントローラーで操作する必要があったのが任意の場所に表示可能になったことで、片手だけでも操作できるようになっています。
これによって更に手軽に利用できるようになり、検証作業や仕様確認にかかる時間を削減させることが可能になっています。
VR設計レビュー支援システム「バーチャルデザインレビュー」最新バージョンV5.0が、6月24日より販売開始されています。
最新バージョンではVR空間内での音声通話が可能になっており、遠隔地でも隣にいるかのようなコミュニケーションを実現しています。
さらにトラッカーを使えば、アバターを利用して姿勢の検討や機器との干渉確認も可能になっており、より業務効率化のサポートを実現しています。
全国に工場を持つ製造業などには、垂涎もののシステムとなりそうですね。
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