HTC NIPPON株式会社は、同社の先駆的なVRサブスクリプションサービスプラットフォームであるVIVEPORTが、大手アニメーションスタジオの”バンダイナムコピクチャーズ(BN Pictures)”と戦略的アライアンスを組んだことを発表しました。

このパートナーシップでは、BN Picturesが保有する有名なアニメーションコンテンツによって、VRを新しい次元へと発展させていくことが計画されています。



HTCとBN Picturesが協定へ

世界70か国以上で運営されているVRサブスクリプションサービスプラットフォームの「VIVEPORT」と、大手アニメーションスタジオであり制作会社でもある「BN Pictures」が今回戦略的アライアンスを結び、今後は有名アニメをベースにした、VRでびっくりするような没入型の体験の提供が計画されています。

数か月以内に新コンテンツが提供に

今回パートナーシップが結ばれたことで、今後数か月以内にVIVEPORTで新しいサービスの利用可能になり、ハードコアプレーヤーからカジュアルな視聴者まで、ユーザーが新しい没入型アニメーションや仮想ソーシャルインタラクションを楽しむことができるようになります。

BN Picturesは『アイカツ!』シリーズや『バトルスピリッツ』シリーズなど、マーチャンダイジングの可能性が高いオリジナルアニメシリーズだけでなく『銀魂』シリーズや『ケロロ軍曹』シリーズなどのヒットコミックタイトルをベースにしたアニメーションの制作をしており、そのBN PicturesとVIVEPORTがコラボすることにより、ソーシャルVRプラットフォーム向けのコンテンツを充実させていきつつ、多様化した新しく楽しい仮想エンターテインメントを作成していきます。



世界中に幅広いコンテンツを提供

このパートナーシップでは、アニメーションコンテンツの統合や両社の開発および配布リソースのほか、

・新しいアニメーションとIP開発に関する継続的なコラボレーション

・新しいビジネスチャンスの強力な探求

に焦点を当てています。

そのためHTCは知的財産(IP)ポートフォリオを拡大することができ、またBN Picturesは世界中のユーザーにコンテンツへアクセスしてもらえるようになります。

両社コメント

また今回の締結にあたり、両社の代表がコメントを公開しています。

<VIVEPORTプレジデント Joseph Linさん>

バーチャルリアリティの未来は、体験を提供し、無限の可能性の実現を探求することです。

この度BN Picturesの最初のVRパートナーになることを光栄に思います。

このコラボレーションを通じて、アニメーションコンテンツをより高いレベルで境界線を押し広げ、バーチャルリアリティの可能性を最大限に引き出します。

今後数か月以内に、アニメコンテンツがVIVEPORTで利用可能となり、より多くのバーチャル体験が視聴者に提供されます。ぜひご期待ください!

<バンダイナムコピクチャーズ 代表取締役社長 尾崎雅之さん>

私たちバンダイナムコピクチャーズは数多くのテレビシリーズ、OVA、配信作品ならびに劇場映画を制作・保有し、特にオリジナル作品を積極的に生み出し続けているアニメーション制作会社です。

これまで培ってきたオリジナルアニメーションの企画・制作ノウハウとHTC社の高い技術力や通信プラットフォーマーという強みを融合することで、世界中のどこからでも私たちが作る作品世界にそのままダイブするような感覚で、物理的な制約を超えてファンが一緒になって楽しむことの出来る環境が実現します。

生まれたばかりのこの空間を、ファンの皆様と一緒に進化させていけることをとても楽しみにしています。

まとめ

HTC VIVEPORTが今回、大手アニメスタジオのバンダイナムコピクチャーズとパートナーシップを結びました。

今後はバンナムが権利を保有する有名アニメなどのコンテンツが、VIVEPORTより世界中へ提供されていくことが計画されています。

日本が誇るアニメ作品が、今世界中で熱いVRを通じて展開されていくことで、ますます世界中にアニメファンが広がっていきそうですね。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]








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情報提供元: VR Inside
記事名:「 HTCがバンダイナムコとパートナー協定へ!今後は著名なアニメがVRに登場へ