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「らくがきAR」は、2020年8月1日(土)にiOS版を先行リリースし、配信開始5日で46万ダウンロードを達成したARアプリです。
「じぶんの描いたものに命を吹き込めたら…」という想いを具現化させるために開発されました。
ノートやホワイトボードなど、好きなところに描いた「らくがき」を、「らくがきAR」を使ってスキャンすると、命が吹き込まれたかのように「らくがき」がスマートフォンやiPad等のVR空間を動き回ります。
「らくがきAR」でスキャンされた「らくがき」たちには、ご飯をあげたり、つっついたりと、ちょっかいを出すこともできます。
本アプリは、著名な漫画家やイラストレーターたちが紹介した事で、Twitterのトレンド入り(6位)を果たしており、国内外50以上のWebメディア、複数のテレビ番組でも紹介され、App Storeにて2020年最もダウンロードされた有料Appランキング1位を獲得しています。
日本・中国・韓国・台湾・香港・シンガポール・タイ・インドネシアの8カ国では、有料App 総合ランキングでも1位を獲得しています。
名称:らくがきAR(らくがきエーアール)
価格:120円
対応機種:iOS12.0以上、Android OS 8.0以降
iF DESIGN AWARD は、ドイツを本拠地とした世界で最も長い歴史を持つデザイン団体「iF International Forum Design」が毎年行っている、国際的な権威あるアワードで、世界3大デザインアワードの1つです。
その歴史は67年にも及び、iFロゴは優れたデザインの証として広く認知されています。
iF DESIGN AWARD は、製品、パッケージング、コミュニケーション、サービスデザイン、アーキテクチャ、インテリア/インテリア、プロフェッショナルコンセプト、ユーザーエクスペリエンス(UX)、ユーザーインターフェイス(UI)の9つの分野で構成されています。
らくがきARは、私が代表を務める株式会社ココノヱが、Whatever合流以前より約10年にわたり生み出してきた“らくがきコンテンツ”の1つです。
ココノヱはこれまで、「撃墜王ゲーム(2011年)」「らくがき水族館(2012年)」「召喚!らくがきモンスターズ(2015年)」など、数々のらくがきコンテンツを作り続けてきました。らくがきARも、2017年頃にはプロトタイプが完成していたのです。
では、なぜ今、プロダクトとして配信していくことになったのか?
そのきっかけとなったのが、「デジタルえほんアワード」でグランプリを頂いたこと、そして新型コロナウイルスによって子供たちのワクワクが制限されてしまったこと、です。
実は私は、新卒でゲーム会社を受けて、全て落ちたという経験があります。
そんな背景もあってか、ココノヱを設立し、Web制作会社としてスタートしたはずが、いつのまにかゲームやインスタレーションといった体験型コンテンツを多く手掛ける会社になっていたりもしています。
これまでの自分の歩いてきた道を振り返ってみると、ずっと根底にある「ワクワクするモノを作りたい」という想いのまま、モノづくりをしてきたと思っています。
そんな想いと共に仲間たちと開発したらくがきARは、私たちの想像を越えて子供から大人まで世界中の方々に遊んで頂きました。
沢山の嬉しさと、ワクワクと、少しだけ涙をもらいました。
こんなにも多くの方に届くことは、これからの人生で二度経験できるものではないと思っています。
らくがきARの旅路は、一旦ここで終了です。
ですが、これからも今までと同じようにらくがきコンテンツを作り続けていきたいと思っています。
今後も、私たちが生み出すコンテンツを楽しみにしてくれたら嬉しいです。
最後になりますが、この度は「デジタルえほんアワード」「文化庁メディア芸術祭」に続いて、大変名誉ある賞を頂き、ありがとうございました。
iF DESIGN AWARD はドイツを本拠地とするデザイン団体 iF International Forum Designが毎年開催している、国際的な権威のあるアワードです。
そのiF DESIGN AWARD 2021において、Whatever社のARアプリ「らくがきAR(RakugakiAR)」がProduct部門とCommunication部門を受賞した事が発表されました。
自分の書いた絵が動き出すなんて、子どもじゃなくてもワクワクしますね。
最初に、紙やボードにペンや鉛筆を使ってリアルに楽しみ、それをスキャンすることでVRの世界でも楽しめるのは、楽しみの世界が広がり、想像力が豊かになりそうですね。
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