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ポストコロナ時代における働き方として、現在はテレワークの推奨や普及が進んでおり、これまでリモート業務が難しいとされていて進まなかった製造業の現場でも、ARを活用して遠隔地から作業指示を行う動きが広がりつつあります。
PTC社のAR開発プラットフォーム「Vuforia」では、既存の3D CAD設計データを有効活用し、自社でARの動作設定やコンテンツを作成するツールや、ビデオ通話とあわせて遠隔地の現場作業者に指示できるソフトウェアが用意されており、製造業のニーズに応える機能が豊富に搭載されています。
「Vuforia」を活用することにより、リモート環境でも
・製造
・品質管理
・保守メンテナンス
の大幅な効率化が期待されます。
また、PTC社が提供している製造業向けの統合IoTプラットフォーム「ThingWorx」やCAEソリューションと、「Vuforia」を連携させたソリューションの提供が可能になっており、サイバネットが得意とするデジタルツイン技術の活用領域が更に広がりました。
例えば、工場のセンサーなどから得られたデータを「ThingWorx」で収集し、CAEの解析結果と合わせて予測することで、「Vuforia」を使って交換すべき実際の部品箇所をタブレット端末上で立体的に表示させたり、その交換作業手順をスマートグラスを通して表示させたりすることができます。
想定外のシステム停止や機器の重大な損傷を未然に防ぐことができ、稼働率向上やメンテナンスコスト削減に寄与します。
また、オフィスや工場内の温度や空気の流れをセンサーで取得し、その計測データから空間内全体の空気の流れを解析して「Vuforia」で作成したARで表示することで、新規設備の導入や工場内レイアウト変更による環境の変化を正確に予測することができます。
ARによる事前検証により、リスクの少ない設備変更や効率的な作業環境を可能にします。
プログラミング不要で、作業支援ARの動作設定やコンテンツ作成が可能なソリューションです。
既存の3D CADモデルやアニメーションの再利用が可能で、整備マニュアルや組み立て手順書のARマニュアルを自社で作成することができます。
ARとビデオ通話で、熟練者が遠隔地にいる現場の技術者を支援できるソリューションです。
タブレットなどの画面に作業現場をARとして表示することで、熟練者が現場技術者と3Dの作業空間を共有し、指示内容を提示することができます。
ARで書き込みながら通話ができるため、遠隔地にいる熟練者が現場技術者に付き添って指導するような効果を発揮します。
また、移動や出張に伴う費用および時間コストの削減にも貢献します。
ARコンテンツの開発者向けのソリューションで、多彩なAR認識機能を搭載しているため、様々なシーンで利用可能なARのコンテンツを開発できます。
最新バージョンで実装されているエリアターゲット機能では、空間全体を対象としてAR表示できるため、大規模な設備点検のARマニュアルの作成も可能です。
Vuforia製品についての紹介セミナーがオンラインで実施されます。
日 時 :2021年4月28日(水) 11:00~(30分程度)
開催形式 :オンライン(Web会議システムZoomを用いたWebセミナー)
対 象 者 :ARの活用に関心がある方など
・ARの産業応用に興味がある
・IoT連携、DXを推進したい
・ARアプリを開発している、または開発したい
参 加 費 :無料(事前登録制)
申 込 み :公式サイト申し込みフォーム
製造業では難しいとされる、リモートワークを実現するAR開発プラットフォーム「Vuforia」が、日本国内でも発売が開始されました。
「Vuforia」を活用することで、リモート環境でも製造、品質管理、保守メンテナンスなどの業務の大幅な効率化が期待されています。
製造業などの現場では実際に見てみないと分からないことが多く、現場作業員にそれ相応の知識が求められていましたが、ARで遠隔からでも視覚的に分かりやすくなれば、ベテランの指示を受けながら作業することも可能になりますね。
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