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2021年度の開始にあたり京都調理師専門学校は、入学希望者を対象とした対面オープンキャンパスにおいて、専用VRゴーグルでVRコンテンツを体験できるプログラムを用意しました。
さらに、WEBオープンキャンパスでは、申し込み者に対して非対面でもVRを体感できる特別コンテンツも用意されています。
このコンテンツは、職業教育にイノベーションを起こし、付加価値をもたらす京都調理師専門学校の教育に触れられる内容となっています。
オープンキャンパスの会場は、2018年に新築した京都・太秦のキャンパスとなっており、同キャンパスには、1分に1回空気が入れ替わる換気システムを含む、WITH/POSTコロナ時代に適応した最新の施設設備が揃っています。
詳細・申し込み:公式サイト
VRコンテンツは、当事者目線での実習を360度映像化したもので、withコロナ時代に即した「対面しない・集まらない」調理実習を実現しています。
複数人で別々の作業を分担して行うグループ実習や、同時に複数の工程を効率よく学修するワンセルフ実習など、調理師として必要な一調理工程における全体の動きや調理プロセス、食材の衛生管理等を体感する厨房内でのリアルな実習体験が本VRプログラムで可能となっています。
VRプログラムでは、専用ゴーグルを着用すればいつでもどこでも反復学習が可能となっています。
従来の実習時間の中で生じてしまう個々人の習熟度の差や、練習時間の差で伸び悩んでいた学生も、VRを活用することで授業時間外で何度でも自身の弱点を繰り返し学ぶことができる、反転学習の教材としてVRの教育効果が特に期待されています。
今回、京都調理師専門学校が制作したVR教材のダイジェスト特別公開版が公開されました。
入学希望者だけでなく、広くステークホルダーにVRの調理師学校の世界を体感してもらえるように、1分30分のダイジェスト版として動画が公開されています。
実際のコンテンツは10分ほどの内容ですが、VRゴーグルを活用することで、調理技術のポイントを確実に学修することができる内容となっています。
本VR事業では、大和学園京都調理師専門学校が監修しVR特化型職業教育プログラムが共同開発されています。
今後は京都市や京都府内の食関連業界と連携しながら、ホスピタリティや食文化教育の普及、調理技術の発信、メンタルの強化など多角的なアプローチを実施し、VR教材の開発と実証実験が行われる予定となっています。
京都調理師専門学校は、本事業を通じてwithコロナ時代の新しい生活様式を軸とした調理師養成分野における職業教育の質的向上を目指すとしています。
京都調理師専門学校では、調理師養成分野においてVRやAR等の先端技術を活用した教育や研究を推進し、新しい生活様式を軸とした教育の質の向上を目指しています。
コロナ禍にあって、実習が必須となる専門学校では、感染対策をしながら実習を行うことが難しく、十分な実習が行えていないケースもあるようですが、本取り組みのようにVRを活用することで、質の高い実習を実現しています。
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