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2016年にPlayStation 4で発売されたPSVRは今までに500万台以上を売り上げ、「世界で最も売れたVRデバイス」と言われています。
2020年にPS5が発売されたことで、PSVRユーザーは「PS5に合わせて次世代PSVRが登場するか」という点に大きな関心を抱いていました。
そんな中、SIEのプラットフォームプランニング&マネージメント担当の西野秀明氏はPlayStationブログへの投稿で、PS5向け次世代VRシステムの開発が進んでいることを明らかにしました。
投稿の中で西野氏はPS4向けの現行PSVRで得られた知見を活かして、
・解像度
・視野角
・トラッキング
・操作方法
において向上を図り、研ぎ澄まされた「センス・オブ・プレゼンス」が体験できるとしています。
気になる発売時期は「2021年ではない」と明言されており2022年以降の発売になります。
現在は専ら開発に注力している段階で発売時期が決定したわけでもありません。
にもかかわらず、今回の発表に至った理由について西野氏は以下のように語ります。
ゲームデベロッパーの皆さんが新しいVRの世界を実現するにあたり、すでに制作に取り組み始めてくださっており、VRにご期待いただいているプレイヤーの皆さんにひと足早くお知らせしたく、開発が進行していることを発表させていただきました。
現時点で次世代PSVRの詳細な性能については「高精度のビジュアル体験と同時に、使い勝手の向上を実現」したこと以外明かされていません。
しかし、「これまで以上の没入感」で「究極のエンタテインメント体験」を実現するという西野氏の言葉から、近年VRヘッドセットでも増えつつある4K画質を実現することになるのではないかと推測されます。
ヘッドセットについてもう一点注目すべきは、ヘッドセットとPS5本体が1本のケーブルで接続できるようになるという点です。
これまでは複数のケーブルとプロセッサユニットが必要で接続に非常に手間がかかるうえ、プレイ時にケーブルが絡まりやすいという難点がありました。
ケーブル1本で直接PS5と接続できるため、大幅な簡素化とプレイの快適性が実現できることになります。
改良が施されるのはヘッドセットだけではありません。
コントローラーについてもPS5のDualSenseワイヤレスコントローラーの特徴的機能を搭載した、エルゴノミクス(人間工学)を重視したデザインの新しいVRコントローラーになる模様です。
DualSenseの特徴的機能といえば
・ハプティックフィードバック
・アダプティブトリガー
であり、触覚の面でも高いレベルの臨場感を味わえるようになると思われます。
これまでずっと期待されてきたPS5向けの次世代PSVRについて初めて公式の発表が行われました。
現行PSVRと比べて多くの面での性能向上が図られており、よりリアルなVR体験ができそうです。
これまでにソニーはPSVRのためと思われる特許申請を複数してきていることから、今回明らかにされたもの以上の新機能が順次公開されるものと思われます。
今後のさらなる情報リリースが見逃せませんね。
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ソース:PlayStation ブログ
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