株式会社バーチャルキャストは、学校法人角川ドワンゴ学園が運営するN高等学校(N高)および、S高等学校(S高/設置認可申請中)の「令和三年度 N高等学校・S高等学校バーチャルライブ入学式」において、技術提供を行うことを発表しました。



N高&S高の「バーチャルライブ入学式」とは?

VR空間で執り行われる「令和三年度 N 高等学校・S 高等学校バーチャルライブ入学式」は、全国の新入生がVR機器やパソコン、スマートフォンなどを活用し、自宅からオンラインで参加する入学式です。

▲入学式の舞台となる、隈研吾氏が設計した VR空間の校舎 「学びの塔」

新入生代表・校長はアバターで登壇

新入生代表や各高校長の登壇は、バーチャルキャスト社が開発・運営しているVRライブ・コミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」を用いて実施され、VR空間からスピーチなどがリアルタイムで配信されます。

▲新入生代表や校長はアバターを用いて登壇(※イメージ画像)

VRを活用した「普通科プレミアム」が今春スタート

N高・S高では、株式会社ドワンゴおよび株式会社バーチャルキャストによる開発・協力のもと、最新のVR技術とデバイスを活用した体験型の学びができる「普通科プレミアム」が、2021年4月から開始されます。

普通科プレミアムでは、単位認定授業と多彩な課外授業をVR機器を用いて学習することが可能です。

さらに、N高生とS高生が集う交流スペースでは、趣味の合う仲間をみつけることができ、VR空間で友だちが作れます。

VR機器は無償配布

「普通科プレミアム」を選択した生徒には、授業教材の視聴を目的として、OculusのVR機器が無償で渡されます。



「学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校」について

「N高等学校」は、2016年4月に開校した『ネットの高校』で、2020年12月時点で16,641名の生徒が学んでいます。

「IT×グローバル社会を生き抜く『総合力』を身につける多様なスキルと多様な体験」を教育方針として掲げ、今のネット社会に対応した新しい教育が実践されています。

多様なカリキュラムと課外授業

必修授業の他に、大学受験やプログラミング、小説、ゲーム、ファッション、料理、美容など多彩なネットでの課外授業や、全国各地で行われる職業体験により、社会で役立つスキルや経験も高校時代に身につけることができるカリキュラムが特徴となっています。

また、高校卒業資格のための必修授業は、授業やレポート提出をネットで行うことで自分のペースで学ぶことができます。

ネットコースと通学コースは、選択できます。

今春よりS高等学校が開校

2021年4月には、2校目となるS高等学校(設置認可申請中)も開校予定となっています。

S高等学校

S高等学校(設置認可申請中)本校:茨城県つくば市

校長:吉村総一郎

N高等学校

N高等学校本校:沖縄県うるま市

校長:奥平博一

詳細:公式サイト

関連スクール

また、関連スクールとして教育機会確保法に基づくN中等部、小中学生向け実践的プログラミングスクールの N Code Labo などがあります。

まとめ

ネットの高校として誕生したN高と今春新設予定のS校では、VR空間での「バーチャルライブ入学式」の開催が決定しました。

オンラインでの入学式が実施されていましたが、新年度は「バーチャルキャスト」を用いて新入生代表や校長先生がアバターで登壇し、スピーチを行います。

さらに新年度は、授業にもVR機器を用いた「普通科プレミアム」がスタートし、生徒にはOculusのVRゴーグルが無償で提供されるようです。

全国、どこからでもオンラインで学べるだけでなく、VRの活用により体験型学習の機会が増えることになりました。

コロナ禍でオンライン授業の機会が増えていますが、VR空間でみんなで集まったり、VRでの体験学習など、「VRを活用した学び」は今後ますます発展しそうですね。








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情報提供元: VR Inside
記事名:「 VR空間で行う「N高等学校・S高等学校入学式」にバーチャルキャストが技術提供!