VRfocusをはじめとした複数の海外メディアは、NVIDIAが新グラフィックカードを発表したことを報じた。



複数の海外メディアによると、NVIDIAはこのほど同社が販売しているグラフィックカード・シリーズGeforce GTXに、エントリーモデル「Geforce GTX 1050」と「Geforce GTX 1050 Ti」を新たにラインナップとして追加する。


エントリーモデルとあって価格は抑えられており、GTX 1050が$109、GTX 1050 Tiは$139だ(詳細スペックは本記事下記の表を参照)。


特筆すべきは、GTX 1050 Tiは低価格ながらもOculus Riftを動作させることができることである。


先日開催されたOculus Connect3において、Oculus社はOculus Ready PCの要求最低スペックを下げることに成功したと発表しており、GTX 1050 Tiはその要求最低スペックを満たしているのだ。


ただし、GTX 1050 Tiのスペックは、ゲームプラットフォームSteamがHTC社のVIVEを動作させるPCに要求する最低スペックには届いておらず、GTX 1050に関してはどの条件から見てもVR Readyなスペックを有していない。


発売日はGTX 1050が2016年11月8日、GTX 1050 Tiは2016年12月25日の予定。



GPUエンジンスペック























GTX 1050 TiGTX 1050
NVIDIA CUDA® Cores768640
ベースClock (MHz)12901354
ブーストClock (MHz)13921455

メモリースペック























Memoryスピード7 Gbps7 Gbps
標準Memory設定4 GB GDDR52 GB GDDR5
Memory Interface Bit128-Bit128-Bit
Memory 帯域幅 (GB/sec)112112

ディスプレイスペック























最大解像度7680×4320@60Hz7680×4320@60Hz
標準DisplayコネクターDP 1.42,

HDMI 2.0b,

DL-DVI
DP 1.42,

HDMI 2.0b,

DL-DVI
マルチMonitor
HDCP2.22.2

サイズ


















高さ4.384.38
長さ5.75.7
スロット数2 Slot2 Slot

温度と電力























最大GPU温度 (°C)9797
Graphics Card 電力(W)75 W75 W
推奨電力システム(W)300 W300 W
電力コネクターなしなし

サポート対応一覧































































同時マルチプロジェクション
VR Ready△(Oculus Riftのみ)×
NVIDIA Ansel
NVIDIA SLI® Ready××
NVIDIA G-Sync™-Ready
NVIDIA GameStream™-Ready
NVIDIA GPU Boost™33
Microsoft DirectX12 API with feature level 12_112 API with feature level 12_1
Vulkan API
OpenGL4.54.5
Bus SupportPCIe 3.0PCIe 3.0
対応OSWindows 7-101,

Linux,

FreeBSDx86
Windows 7-101,

Linux,

FreeBSDx86

参照元URL:https://www.vrfocus.com/2016/10/nvidia-introduces-geforce-gtx-1050-and-1050-ti-models/

http://www.roadtovr.com/nvidia-geforce-gtx-1050-ti-oculus-minimum-specification-virtual-reality/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 NVIDIA、Geforce エントリーモデル「GTX 1050」「GTX 1050 Ti 」を発表