International Data Corporationによると、2020年までにVR市場価値は約16,2兆円に

International Data Corporation（IDC）の調査によると、2020年までにVR市場価値は1620億ドル（約16,2兆円）となり、Grand View Researchによると、ARだけでも2014年には1000億ドル（約10兆円）になるとのこと。

しかしVR業界には「コンテンツ」という壁がある。

法律事務所のPerkins Coieの調査によると、「不十分なコンテンツ」が理由で顧客の37パーセントがVR、ARの購入をためらったそうだ。

以下、レポートから引用

「技術面での限界や、コスト面の問題は乗り越えられるものであるが、ハイクオリティで強固なコンテンツの有無は大きな壁である。」

現在ではVRのコストはまだまだ高いものであり、まだ手が出しづらいものである。

Oculus Riftは600ドル（約6万円）であり、HTC社のVIVEは800ドル（約8万円）、さらに1000ドル（約10万円）のデスクトッップパソコンか、1500ドル（約15万円）のノートパソコンの使用を推奨されている。

VRヘッドセットメーカーは今、顧客の値段カットの要望に答えなければならない困難に直面している。

VRヘッドセット普及増加率

VRヘッドセット普及率は、緩やかで不活発な動きが続いている。

Steamの調査によると、HTC社のVIVEのユーザーは7月に0,3パーセント上昇し、8月には平行を保った。

Oculus Riftの普及率も7月に0,3パーセント上昇、8月に0,1パーセント上昇

Nielsenが8,000千人の顧客を対象に調査したところ、8,000人の約四分の一、24パーセントが来年にはVRヘッドセットを購入したいと考え、20パーセントがVRの技術を少し学んだ後、VRに対して興味が湧いたと回答した。

情報提供元： VR Inside