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同メディアによると、VRテクノロジーを医療に応用することを試みているSurgical Theaterは、医療機器メーカーのNordicNeuroLabと提携して、神経外科手術のVRメディカルプラットフォームの開発を目指すことを発表した。
この提携は、2016年9月26日から28日までアメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴで開催されている神経外科のカンファレンス「Congress of Neurological Surgeons」において発表された。
Surgical Theaterは、医療関連のVRコンテンツを制作することで注目されている企業である。
NordicNeuroLabはMRIを販売しているメーカーで、主力商品のなかにはMRI画像をディスプレイ上に3D表示する「nordicBrainEx」がある。
今回の提携は、nordicBrainExがディスプレイに表示する情報を、Surgical Theaterのノウハウを生かしてVRコンテンツ化することを狙いとしている。
つまり、今まではディスプレイで平面的に見ていた患者の人体に関する情報を、VRヘッドセットを使って立体的に視覚化するようなVRメディカルプラットフォームの開発を目指しているのだ。
以上のようなアイデアに関して、神経外科医のあいだからは「患者の情報を2Dディスプレイから360°の没入的なコンテンツに変換することは、外科手術において革命的なことである」という発言もなされている。
医療は、非ゲームの分野では比較的VRテクノロジーと親和性のある領域なので、今後も様々なVRメディカルコンテンツが開発されることが予想される。
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