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VRコンテンツ開発をおこなう株式会社積木製作と、感電体感器を製作・販売する株式会社昭和電業社は7月26日(木)、感電デバイスを組合せた「感電体験」VRコンテンツを共同開発したと発表しました。
「VR感電体験」は積木製作が制作販売する『安全体感VRトレーニング』の新シリーズ『安全体感装置シリーズ』の第1弾としてリリースされた、『盤内配線作業中の感電』について体験できるVRコンテンツです。
昭和電業社が提供する感電装置によるこれまでの安全教育を、VR技術との組合せによって更に効果的な体験教育へグレードアップしたものです。
ヘッドマウントディスプレイによるVRだけでは実現出来なかった痛みを伴う「感電」の再現により、事故の危険性を実感もって学ぶことが出来る体感教育プログラムとなっています。
「VR感電体験」に利用している感電デバイスは、既に100社を超える納入実績があり、手軽で安全に感電体験ができる、昭和電業社「KENTAC4250」をベースとしています。
「KENTAC4250」をベースにUSBでPCに接続し、VRコントローラ(HTC Vive)に専用のアタッチメントを取付ける事によって、VRプログラムと同期させ、取付けた電極へ
を切替えて流す事が出来ます。
安全に配慮した人体保護抵抗、緊急遮断回路も搭載しています。
発表によると、商用電流とは絶縁されており、電極内の閉じたループのみに電流を流す安全な設計になっているとのことです。
「現場の命を守る」をコンセプトに積木製作がオリジナルコンテンツとして販売展開しているVRを使った安全教育プログラムです。
2017年4月に第一弾をリリースして以来、40社に及ぶ導入実績をあげています。
本コンテンツの制作には、現場の声を反映させたリアリティのある正しい教育プログラムを提供するべく、感電事故の再現やシナリオ、技術背景、環境再現などが、富士電機株式会社によって監修されています。
VR技術は進化しており、特に注目されているのが、教育、研修、訓練といった体験が重視される分野ではないでしょうか。
そのような中で、昭和電業社がこれまでに提供していた感電体験デバイスに、積木製作のVR技術を組み合わせた安全教育VRコンテンツが今回開発されました。
これまでのヘッドマウントディスプレイだけでは実現できなかった「感電」による痛みも再現され、現実では難しいような体験を、安全に十分配慮された環境の中で実現体感できるようになりました。
今回は第1弾として「盤内配線作業中の感電」の体験コンテンツですが、今後も、墜落・落下・挟まれ・火傷等の体験もVRで実現すべく、コンテンツの開発が進められています。
避難訓練にVRが導入されていたりと、注意喚起を促すシミュレーションにVRが活用されていますが、今後もいろんな分野に導入されていくことが期待されますね。
ソース:安全体感装置シリーズに関するプレスリリース[PRTimes]
VR店長
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