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VR(仮想現実)コンテンツのプラットフォームを提供するナーブ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:多田 英起、以下、ナーブ)が、小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区、取締役社長:星野 晃司、以下、小田急電鉄)に「VRトラベルソリューション」を提供した。
小田急線新宿駅構内GSE cafeに「ロマンスカー・GSE VR体感コーナー」が2月19日(月)よりスタートする。
小田急電鉄では、3月17日(土)のダイヤ改正にあわせてデビューする新型小田急ロマンスカー・GSEの2月17日(土)からの特急券の予約・販売開始に伴い、2月19日(月)より期間限定で小田急線新宿駅西口構内にて「ROMANCECAR GSE cafe@新宿Q’s cafe(GSE cafe)」をオープンする。
これに伴い、ナーブオリジナルのVRゴーグル「CREWL(クルール)」をGSE cafe店内に6台設置し「ロマンスカー・GSE VR体感コーナー」を展開。これにより、GSE cafeへの来場者は「ロマンスカー・GSE VR体感コーナー」を通じ、「箱根につづく時間(とき)を 優雅に走るロマンスカー」をコンセプトとして開発されたロマンスカー・GSEの眺望の広さ、車内空間などを、実際の3月17日(土)の運行開始より一足先に体感することができるようになる。
また、ロマンスカー・GSE車内空間のみに留まらず、箱根ロープウェイなどの交通や箱根の名所などの映像で箱根の魅力もVRで体感することが可能だ。
※健康上の理由から、13歳未満はVRゴーグル利用利用不可
今回、小田急電鉄に採用されたナーブのVRソリューションの特徴は、専門の撮影スタッフではない人が撮影した動画や写真などのコンテンツを、特別なアプリケーションをインストールすることなく、ウェブブラウザ上で誰にでも簡単にVR化でき、様々な媒体(オンライン、紙)への展開ができることだ。
その利便性の高さ、そして、顧客が欲しい時に欲しい形での情報提供が可能である利点を活かし、これまで多くの不動産会社に「物件内覧ツール」として採用されてきた。
特に、2017年10月に「IT重説」の本格運用が開始されてからは、「契約前により多くの情報をオンライン上で入手したい」という顧客の要望に応えるためのツールとして、不動産会社に高く評価されている。
このような不動産業界の流れと同様、旅行の前に景観や宿泊する部屋の様子を見たいと望む人の増加に伴い、ナーブは約半年前に「VRトラベルソリューション」の提供を開始し、既に大手旅行関連会社で導入されている。
今回小田急に提供するゴーグル「CREWL」は、従来のものに比べさらに簡単に操作できるような新機能を搭載しており、「CREWL」を持ち上げるとすぐにVR動画がはじまり、机上に戻すと停止するようになっている。
そのため、GSE cafeに来て、すぐに、GSE VRを体感することが可能だ。
小田急電鉄は、動画撮影からVRコンテンツへの編集まで内製によりクイックな納期を実現し、タイムリーな情報提供を可能とするナーブの「VRトラベルソリューション」を高く評価し採用に至ったということだ。
「CREWL(クルール)」は手で持って覗くタイプのVRゴーグル。顔との接地面を極力少なくしたことで、衛生上の忌避感を無くしている。
また、ハンディタイプであることから自身のタイミングでいつでも閲覧を止めることができ、適度な没入感を提供するとともに、いわゆる「VR酔い」の防止にもつながる。
VRゴーグルとして使用しない場合は小型のデジタルサイネージとして利用することが可能だ。
・設置場所:小田急線新宿駅西口構内地下MB1階
・設置期間:2018年2月19日(月)~4月1日(日)
・営業時間:7時~22時(L.O.21時45分)
・定休日:なし
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