VRで物が触れる！？外骨格型ハンドトラッキング「Dexmo」が公開

Dexta Roboticsが、VRハンドトラッキングができる新プロダクト「Dexmo」を公開した。

グローブのように手にかぶせて装着することで、手の動き全てを把握することができ、またインスタントフィードバックが可能なため実際に持っているような感覚を体感できる。

DextaはDexmoのことを物のサイズや形、剛性などをデジタルワールドで触り、感じることができる外骨格型コントローラーとしている。

dexmo

VRマーケットではこのようなハンドトラッキングの開発が進んでおり、他にも似たようなプロダクトがある。

例えば、HTC VIve ヘッドセットは二個のコントローラーと送られてくるようになっていて、トラッキングシステムでプレイヤーのVR内で手を使った体験ができるようになっている。

OculusはOculus Touchというハンドコントローラーを同じようにヘッドセットにセットで販売している。

PSVRでもMoveコントローラーがつき、ハンドコントロールが可能になる予定だ。

Leap Motionというコントローラーはさらに進化していて、センサーを使い、指の動きがトラックできるようになっている。

Dexmoがこれらのコントローラーと違うところは、フィードバック機能がついていることだ。

カチッという感じの感覚をボタンまたはトリガーをさわった瞬間起こすことができ、ドアノブの形の感覚を再現して、それをつかんで回すという動作が可能になる。

Dexmoは2014年にKickstarteで始まったプロジェクトだったが、$55,000の資金が集まったところで、また良い時期を見計らって再開されるということでキャンセルされていたが、2016年になりVRが急成長している今やっと本格的にプロジェクトが再開されたようだ。

なお、価格やリリースの日付などはまだ明らかになっていない。

参照元サイト名：uploadvr

URL: http://uploadvr.com/dexmo/

情報提供元： VR Inside