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株式会社エフマイナーが2017年9月より販売を開始した「どこでもかんたんVR」をコンセプトとする、コンパクトでスタイリッシュな折りたたみ式VRグラス「カセット」の事業者向けへのカスタマイズ提供を開始した。
第一弾として、360度VRコンテンツの制作編集クラウドソフト3D Styleeのユーザーである東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:野村 均/以下、東京建物)が開発に携わった新築オフィスビル「エンパイヤビル」の内覧会に活用され、過去最大級の来場者が訪れる結果となった。
3D Styleeで制作されたエンパイヤビルの360度VRコンテンツは、一般のスマートフォンでアプリ無しでVR体験ができるため、内覧者がコンテンツとVRグラスを社内に持ち帰ることで、内覧に来られなかった意思決定者もVR内覧を体験し、検討につながることが期待されている。
このような活用方法により、検討期間の短縮や成約率の向上が期待されている。
今後も、クラウドソフト3D StyleeとVRグラス「カセット」のプロモーションパッケージとしての展開だけでなく、業務効率化、成約率向上のツールとして様々な事業者に提供していくとしている。
特に、2017年10月10日にローンチした、URLだけで複数のデバイスでVRコンテンツをリアルタイム同期させることができる遠隔同期機能と組み合わせて、どこでもかんたんVRをより多くの人々に届けていくとしている。
東京建物グループでは、(1)お客様の利便性向上、(2)成約率向上、(3)業務効率化のために、VRコンテンツ制作クラウドソフトの3D Styleeを導入し、管理不動産の360度VRコンテンツ化を推進している。
まずは、オフィスビル賃貸営業部門にて3D Styleeの活用を開始し、今後は他の部門でも導入を進めていく予定となっている。
2017年9月に竣工した、東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅徒歩1分の新築オフィス「エンパイヤビル」においては、竣工時の360°カメラでの写真撮影だけでなく、デスクやミーティングスペースなどをレイアウトしたイメージ360°画像がCGで制作されていた。
今回、2017年10月18日のエンパイヤビルの内覧会に合わせ、360°カメラでの写真とレイアウトCG画像を組み合わせて制作されたエンパイヤビルのVRコンテンツとリンクしたプロモーショングッズとして東京建物ロゴ入りのオリジナルデザインのカセットが納品されることとなった。
従来のノベルティグッズとしてのVRゴーグルは段ボールなどの紙製のものが主流だったが、(1)組み立てるのが大変、(2)かさばる、(3)2−3回使うと顔の皮脂がしみ込んでしまう、(4)使用後に捨てられてしまうなどの問題点が指摘されていた。
「カセット」はこのような問題点を解決する、スタイリッシュでコンパクトなデザインの折りたたみ式VRグラスとなっている。
また、Google Cardboardの基準に適合しており、YouTubeなどの様々なVRコンテンツを楽しむことにも適しているため、使い捨てではなく、長く使ってもらうことができる。
また、500個以上のロットであれば1個あたり1,000円以下とリーズナブルな価格設定となってるのも導入に至った要因の一つのようだ。
取引先向けの内覧会の案内状では、当日VR体験コーナーが用意されること、来場者にはノベルティグッズとして折りたたみ式VRグラスがプレゼントされることが記載されたが、結果として同社企画のオフィスビル内覧会の1日の来場者数としては過去最大級の300人以上が現地を訪れることとなった。
内覧会のVR体験コーナーでは、顧客は各自のスマートフォンを用意されたQRコードにかざしてVRコンテンツを再生し、一人一人に渡された折りたたみ式VRグラス「カセット」を用いてVR体験を行った。
今回披露されたVRコンテンツは、リーシング業務を担当する同社ビル営業推進部のスタッフが、360°カメラで撮影した全天球写真と、委託制作された物件室内の家具ありのCGイメージ画像を素材として、ビル営業推進部のスタッフ自らが3D Styleeを用いて制作したということだ。
コンテンツ内は矢印のアイコンに視線を当てると移動することができ、画面下部の「SWITCH」ボタンに視線を当てると画像が写真からCGに切り替わる仕組みとなっていた。
来場者の多くは、VR体験自体の面白さだけでなく、内装のイメージも一緒に体験することができ、従来対比でより満足度の高い内覧会となったということだ。
手のひらや胸ポケットにおさまる、コンパクトなスマホVR用グラスとなっている。
重量はわずか40gで、一般的な大きなVRゴーグルのようにかさばらず、そのままポケットにも入れて持ち運ぶことができる。
接客や営業などの場面での活用にも馴染む、様々なライフスタイルに溶け込みやすいスタイリッシュなデザインとなっている。
VR体験の質を高めるべく、レンズのスペックや全体機構の細部までこだわって設計開発がされている。
レンズ損傷や汚れを防ぐ保護カバーと、没入感を高める遮光シェードを一体化したオリジナル機構、また、かんたんに素早くセットアップ可能で、顔に密着しないので衛生的でもある。
メガネをつけたままでもVR体験可能な商品なっている。
一般販売価格は1,800円(税込)となっており、25個以上から事業者向けにデザインのカスタマイズが可能となっている。
500個以上などまとまったロットだと、1個あたり1,000円以下、3,000個以上で600円以下と、ダンボール製のVRヘッドセットと比較しても十分価格競争力ある価格での提供が可能となっている。
25個以上のロットで、外観部分にシール貼付したデザインカスタマイズが可能だということだ。
500個以上であれば、軸の外側の部分のデザインをカスタマイズしたプリント、眉間の部分の色変更が可能となる。
エフマイナー社では、不動産や観光分野など様々な分野への展開を見据えて、VRグラス「カセット」の販売パートナー事業者、販売代理店を募集している。
3D Stylee(スリーディースタイリー)は、リーズナブルな価格、直感的な操作で、ウェブブラウザ再生可能な高品質のパノラマVRコンテンツを制作、編集、管理ができるクラウドソフトである。
2016年11月のサービス開始以来、ユーザー数を順調に伸ばしており、2017年10月現在、小さな街の不動産屋さんから大手不動産会社までの不動産業界を中心に450社以上にサービスを提供している。
ソフトウェア及びVRグラス「カセット」における特許出願技術など、技術力の高さが評価され、2017年2月には、 株式会社ニコンのコーポレートアクセラレータープログラムで最優秀賞を受賞している。
webページ:https://3dstylee.com
所在地:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-33-3 #110
設立 :2013年8月
代表 :代表取締役 森田 博和
資本金:2,300万円
参照元:ニュースリリース
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