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VRデバイスを購入する際にどのHMDが優れているのかどっちが買いなのかをよく調べると思います。
しかし、VRデバイスのスペック票をみてもリフレッシュレートや視野角など見覚えのない言葉で混乱してしまうかもしれません。
今回はそんなVRによく使われる用語を簡単にまとめて解説していきたいと思います。
ココからはVRデバイスを調べてくると度々登場する用語を紹介します。
解像度とは、ビットマップ画像における画素の密度を表す数値で、画像を表現する格子の細かさを解像度と呼び、一般的に1インチをいくつに分けるかによって表します。
また解像度を数字で表すのに対し数字と記号で表すようになったのがハイビジョンや4Kという言葉です。
ハイビジョンの解像度は1280×720でHDとも呼ばれ、フルHDの解像度は1920×1080であり、2Kとも呼ばれ、いま最もポピュラーでテレビ画面やパソコンモニターで多く使われている解像度だと思います。
そして将来的にはその上である解像度3840×2160の4Kや7680×4320の8Kのテレビが登場するといわれています。
VRの多くは両目で2Kの解像度のものが多いと思います。
解像度の次に書かれている事が多いのがリフレッシュレートです。
解像度はテレビやパソコンモニターでもよく耳にする言葉なので聴いたこともあるかもしれませんがリフレッシュレートはあまり聞きなれない言葉かもしれませんね。
リフレッシュレートは単位時間あたりどれだけリフレッシュするかという値です。通常ヘルツ (Hz)を単位として、1秒間にリフレッシュする回数を表します。
つまり簡単に表すとリフレッシュレートが90hzのVRデバイスは1秒間に90枚の画像を描写可能でこれが細かければ細かいほど現実世界に近いなめらかな動きを再現できるということになります。
パラパラ漫画のコマ数に近い概念ですね。もちろん高ければ高いほど現実の様に滑らかな動きになるため酔いを感じにくく、没入感も高まります。
視野角は液晶ディスプレイの表示がある一定の基準で見える範囲を示す角度、あるいはカメラが撮ることのできる広さを示す角度のことを言います。
VRデバイスの場合、首を傾けずに見える方位の大きさを示す場合が多く、視野角が広がれば広がるほど、VR酔いは感じやすくなりますが、より現実に近い空間の広がりを感じやすくなり、没入感は増すという利点もあります。
このため、視野角に関しては解像度やリフレッシュレートの様に高ければいいというわけではなく微妙な調整がひつような部分だといえます。
トラッキングは、バーチャル空間を表示させるためのHMDやモーションコントローラーの位置をパソコンやデバイス本体が追跡することで、ユーザーが今どこにいてどこを向いているのかを検出し、映像に反映させ、バーチャル空間に入り込んだように錯覚させるための重要な機能および技術です。
トラッキングに遅延やズレが生じると、バーチャル空間で自分の手や頭が動くスピードと現実で動いているスピードに差が生じ、違和感となり、没入感を損なうだけでなく、酔いを発生させる要因にもなりかねません。
VRで高い品質を得る為には高いトラッキング技術が必要不可欠であるということは間違いありません。
また、現在は、HTC VIVEやOculus Riftのように外部にカメラやセンサーを設置しHMDやモーションコントローラーの位置を測定する「アウトサイドイン」方式とMicrosoft HoloLensの様に外部にセンサーを設置せずにHMD本体に搭載されたカメラやセンサーを用いて外側の世界を測定することでHMD本体の位置を測定する「インサイドアウト」方式の二種類のトラッキング方式があります。
ヘッドマウントディスプレイの略称で、VRにおいて仮想空間を表示させるための頭に取り付けるヘッドセット型のディスプレイデバイスの総称です。
これは、頭に取り付ける形のディスプレイデバイスすべての総称であり、VRデバイスにのみならずMRデバイスや非VRのディスプレイデバイスにも使われます。
ルームスケールはVRを体験するために必要な現実世界でのプレイエリアのサイズの名称。
ルームスケールといった場合小部屋一つまるまるつかったサイズ感であることが多くHTC VIVEの場合最低条件で2m×1.5m程度、最大で3m×4m程度のプレイエリアサイズをルームスケールと呼びます。
ゲームプラットフォームのSteamではゲームに使用するプレイエリアのサイズをルームスケール、立ってプレイする立位、座ってプレイする着席の三種類の表示を設け、VRゲームのプレイにどの程度のプレイエリアが必要なのかを表示してくれています。
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