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HTC VIveのヘッドセットを使ってダウンロードすればVRでミュージックビデオを楽しめる。
もちろんヘッドセットがなくても、下記の動画で普通にミュージックビデオを見ることもできる。
VRでミュージックビデオを見たい場合は、まず下記のファイルをダウンロードし、それをTilt Brushで開き、上の動画を再生しながら、ヘッドセットを装着すればミュージックビデオの世界を楽しことができる。
なお、これでVRミュージックビデオを視聴するにはオーディオリアクティブブラッシュ機能がついた最新版Tilt Brushが必要になる。
Tilt Brush File URL:https://www.dropbox.com/s/toosjv95nam6cqv/BallParkMusic-WhippingBoy.tilt?dl=0
この動画はJaymis Loveday氏がオーストラリアのバンドBall Park Musicと一緒に試験的に制作したWhipping Boyという曲のミュージックビデオだ。
この曲が収録されたアルバムEvery Night The Same Dreamが現在予約受付中。
Loveday氏はミュージックビデオの制作の経緯をこう語っている。
「私たちはタイミング的にすごくラッキーでした。
撮影の二日目の朝SteamでTilt Brushの6.0アップデートしたんですが、オーディオリアクティブ機能が追加されていて、まだ最初のセクションを撮ったばっかりだったので、残りの部分は新しいTilt Brushので制作したんです。
制作には三日かかりました。
最初の日でいろいろなテストをして、どれくらいのことができそうか、別々のセクションをどうつなげるかなどを考えました。
私はこのバンドと長い間仕事してきて、今回のアルバムには普通のミュージックビデオではない様々なことを試してみようバンドメンバー達と決めました。
そこで、Nihilist Party Anthemという曲のビデオを作った後、Tilt Brushを使ってビデをを制作することにしました。
当初のプランではヘッドセットをモーションコントロールロボットに装着させ、スムーズな動きを3Dスペースで作る予定だったのですが、普通にヘッドセットを装着し、作品の中を飛び回るだけでも良い作品が作れそうなことが途中でわかったので、プランを変えました。
スペクテーターウィンドウの動きがとてもスムーズだったので、手動でのカメラをうまく使うことができました。
また手動でやることによって、よりコンピューターぽくない動画に仕上げることもできました。」
Loveday氏の話にでてくるロボットは実際動画などの撮影で使われているとても早くスムーズで正確な動きが作り出せるロボットのことで、カメラかViveコントローラーをつなげれば、ローコストでハイエンドTVコマーシャルまたはミュージックビデオのような映像を撮ることができる。
下の動画はそのハイエンドロボットとスローモーションカメラを実際に使っている様子だ。
この撮影方法だと、Viveコントローラーからロボットにトラッキングデータを送ることで、全く同じタイミングのカメラワークで何度も撮影をすることができる。
Tilt Brushの他にもTvoriやMindshowなどVRを使った新しいストーリーテーリングのやり方を提案しているアプリがたくさんある。
これからはこのようなアプリを使用したWhipping Boyのようなミュージックビデオも増えてきそうだ。
参照元サイト名:uploadvr
URL: http://uploadvr.com/tilt-brush-music-video/
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