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今回はそんな映画界でも注目されているVRを使った映像作品の例をまとめて見たいと思います。
MIYUBIはFelix &Paul StudiosのFélix Lajeunesse氏とPaul Raphaël氏が監督し、Funny or DieのOwen Burke氏と共同で脚本を書き制作されたFunny or Die初のVRコンテンツです。
ストーリーは日本のトイロボット「Miyubi」の視点で物語が進行し、80年代初期のアメリカ郊外を舞台に、ロボットはお父さんのプレゼントとして、誕生日に男の子に手渡される。
そばに置いてあるときと忘れられてしまうときなど、家族のメンバーによる愛され方の違い、時間たっていくことで変わっていく人の態度など、ロボットをとおして、離れ離れになっていく家族の関係が描かれている。
ロボットの存在感が家族中でうすれていくなか、小さなロボットの存在がひっそり家族に影響しているという、人と人の矛盾した絆がロボットと人との関係とリンクして、ストーリーは進んでいく体感型の物語です。
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「傷物語VR」は、西尾維新による大人気小説〈物語〉シリーズの 『傷物語』の映画全3部作の完結・ブルーレイ/DVDの発売を記念し、 SIEJA、アニプレックス、カヤックの3社で共同開発した、 映像体験の拡張プロジェクト「VRプロジェクションマッピング」の第一弾コンテンツです。
VR空間上で傷物語のヒロインキャラクター「キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード」と一緒に映画「傷物語」を振り返るプロジェクションマッピングによる映像をたのしめます。
物語に登場する学習塾内の空間から始まり、映像に合わせて様々に変化する空間は、 仮想空間でしか味わえない新感覚のプロジェクションマッピングで非常に評価が高い映像体験です。
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1989年からつづく、アメリカの超人気長寿アニメ「ザ・シンプソンズ」の第600話を記念して、VRコンテンツとして600話を楽しむことが出来ます。
Google Cardboardがあれば無料で誰でも見ることが出来、シンプソンズ仕様のカードボードも配布されました。
コメディ番組らしいトンチの利いた展開の仕方で非常に話題性が高いですね。そのうち日本でもサザエさんやドラえもんのような長寿アニメの1話まるまるVRで楽しめる日が来るかもしれません。
「Dear Angelica」はoculus Touchを使って操作することが出来るVRペイントソフト「Quill」を使って作成されたアニメーション。
「Dear Angelica」制作したOculus Story Studio は他にも数々のVRアニメーション作品をリリースし、エミー賞を受賞しています。
Oculus Touchを開発して出来た「Quill」でさらにアニメーションまで作ってしまうOculusはやっぱりVRにおいてハードもコンテンツも作れるすごい会社だとわかる作品です。
「Invasion!」はドリームワークスの映画『マダガスカル』の監督として知られるEric Darnell氏と、『トイストーリー3』やZynga社でのゲーム制作などに携わっていたMaureen Fan氏により2015年に設立されたVRアニメスタジオからのフルCGのVRアニメーションです。
キャラクターの動きは流石CGアニメのプロ、生き生きとした表情や細やかでダイナミックな動きを楽しめます。VRデバイスで視聴することでその没入感はさらに増し、キャラクターとみている人の距離感もグッと縮まることでしょう!
地球侵略をたくらむ宇宙人とそれ見巻き込まれた白ウサギちゃんのドタバタ奮闘劇をぜひVRでお楽しみください。
いかがだったでしょうか?今回はVRで作られた映像作品を紹介しました。
VRデバイスは通常のテレビモニターよりも物語に入り込むことが出来る利点があります。この利点をうまく生かした作品はこれからも増えていくことでしょう。
そのうち、映画館で映画を楽しむように、VRで映像作品を楽しむ時代が来るのではなでしょうか。楽しみですね。
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