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世界中で2000万以上のダウンロードを記録している、ランゲージアプリ「Mondly」がVR初となる外国語学習アプリ「MondlyVR」をGoogle CardboardとDaydream対応でリリースした。
MondlyVRはリアルライフシチュエーションを使いバーチャルキャラクターと会話をしながら外国語を学ぶVRアプリで、VR空間で実際に会話しているかのようにバーチャルキャラクターと話しながら、楽しくランゲージラーニングができる。
MondlyVRは人気ランゲージアプリ、MondlyをVR化したもので、もととなるMondlyはFacebookで2017年度”アプリ・オブ・ザ・イヤー”も獲得した、2000万以上ダウンロードされている人気アプリだ。
MondlyVRではボイスチャットボット、スピーチレコグニションにVRテクノロジーを組み合わせることで、リアル会話をバーチャルキャラクターとしながら、言語学習が楽しめる。
アプリでは、発音に関するフィードバックや、ユーザーのボキャブラリーを深めるアドバイスなどを受けることができ、シナリオで楽しく簡単にランゲージラーニングができる。
MondlyのCEO、Alex Iliescu氏はMondlyVRの経緯についてこうコメントしている。
「私たちはMondlyをとおして、言語学習アプリでだれかに外国語を教える一番の方法はリアルなバーチャル体験を作り、実際に現実にあるシナリオと会話を再現することだと気づきました。
VRはまさに最適の方法です。
私たちの経験では、外国語学習者が実際に新しい言語を話すことができない大きな原因として、恐怖と現実のシチュエーションに近い練習が不足しているということがあげられます。
MondlyVRはこれらのバリアを克服し、ユーザーが快適にリアルライフシチュエーションで話す機会を提供することができます。
私たちは従来のランゲージエデュケーションでは難しかった、会話のギャップをこのアプリを使ってうめることができればと思っています。」
従来の言語学習方法では学習者が会話に入れるようになるまで通常6ヶ月はかかると言われている。
MondlyVRは家で快適に、そして瞬時にバーチャルカンバセーションが体験できる。
今までは会話の練習を始めるまで準備学習などに何か月か必要だったり、会話を勉強するために現地に行く必要などがあったが、MondlyVRならVRヘッドセットさえあれば効果的な外国語学習が可能だ。
実際に、New York Timesに掲載された、Georgetown University Medical Centerの神経学者、Michael Ullman氏の調査によれば、バーチャルで学習した方がよりネイティブに近い語学を習得することができることがわかっている。
調査では被験者は二つのグループに分けられ、一つのグループはフォーマルなクラスルームのセッティングで授業を受け、もう一つのグループはバーチャルでの学習を行った。
5ヶ月後、両グループとも言語の取得に成功したが、バーチャルで学習をしたグループの脳波を計測したところ、ネイティブスピーカーに近いブレインパターンを見せるという結果になり、バーチャルで学習したグループの方がより自然で正確な言語を習得できていたことがわかった。
MondlyVRはGoogle Play Storeにて、現在期間限定価格の$4.99(約560円)で発売中だ。
対応はGoogle CardboardとDaydreamで、通常価格は$7.99(約880円)
MondlyVR at Google Play Storehttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.atistudios.mondly.vr.languages
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