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SpaceVRとは世界初、VRカメラを宇宙に送るプロジェクト、またはプロジェクトを遂行する団体のことで、道のりはかなり困難なものと予想されていたが、今回の契約発表により、成功への兆しが少し見えてきた。
成層圏にロケットを打ち上げるのは言うほど簡単なことではなく、打ち上げまでに乗り越えなくてはならない政治的、法律的、後方支援的障害がOverview 1にはある。
これがSpaceVRのような駆け出しのグループにとって、Nanoracksのようなベテランスペースオーガナイゼーションのサポートとメンターシップが得られることがどれだけ重要であるかの理由である。
Nanoracksはインターナショナルスペースステーションにハードウェアソリューションとサポートサービスを提供するため、2009年に創立。
もともと同社はISSで行われいる実験を手助けするためのケアパッケージを届ける会社であり、今までで350以上の貨物を宇宙に打ち上げてきた。
VRカメラという特殊な貨物を打ち上げようとしているSpaceVRにとって、Nanoracksは専門的知識をアドバイスしてもらうには適任だ。
Nanoracksは2015年以来からSpaceVRにとってアドバイザーであり、投資者でもあった。
SpaceVRのCEO、Ryan Holmes氏はプロジェクトについて公式のステートメントでこう語っている。
「私は1年と半年前、hackathonでVRサテライトをNanoRacksと打ち上げるという夢をもちました。
このアイデアはかなり突飛で、達成不可能なものと思われましたが、今私たちは契約を結び、加速的にさらに実現不可能ななにかをやり遂げようとしています。
これはSpaceVRにとってもっとも重要な一歩であり、私たちが生まれる前から限界に挑戦し続けてきたパイオニアグループと、このプロジェクトをやれることを誇りに思います。」
SpaceVRは最近、1.25万ドルの投資をプロジェクトのため立ち上げた。
団体はこの資金をOverview 1の開発を促進させるために使うと公表している。
まず、コンテンツデリバリーの開発、チャンネルの拡大、ワールドワイドサテライトの開発を優先させるようだ。
参照元サイト名:uploadvr
URL: http://uploadvr.com/spacevr-moves-closer-launch-contract-nanoracks/
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