Binary VRは、2016年8月8日、同社が開発したフェイストラッキング・カメラ「Binary VR」のプレオーダーを開始した。



VR空間内での深い没入感を伴うコミュニケーションを可能にするために、ユーザーの表情や視線をトラッキングする技術を開発するスタートアップが、最近になって急速に増えている。


Binary VRもそんなスタートアップのうちのひとつで、2016年8月8日、同社が開発したフェイストラッキング・カメラ「Binary VR」の今年10月のリリースに向けて、プレオーダーを始めた。



同デバイスは、VRヘッドセットの前方に小型カメラを装着するタイプのもので、OculusRiftおよびHTC社のVIVEの両方に対応している。


プレオーダーで購入できるのは、フェイストラッキング・カメラのほかに、トラッキングした表情をVRアプリに組み込むための開発環境も含まれている。


開発環境は、Windows 7,8,10に対応したUnity プラグインとして利用できる。


表情をトラッキングするデバイスには他に「Vesso」もあるが、こちらは2016年12月以降のリリースなので、Binary VRの方が先に入手できるフェイストラッキング・カメラということになりそうだ。


なおプレオーダー時の購入価格は、$349である。


Binary VR公式サイト

http://www.binaryvr.com/


参照元URL:http://uploadvr.com/face-tracking-pre-order/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 フェイストラッキング・カメラ「Binary VR」、今年10月リリースに向けてプレオーダーを開始