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SensicsがアーケードやシネマなどのパブリックVRコンテンツ専用のVRヘッドセットを発表した。
このGoggle for Public VR(ゴーグル・フォー・パブリックVR)は最高レベルのイメージクオリティとVRアトラクションのためのユニークな機能が組み合わさった新しいタイプのVRヘッドセットだ。
VRアーケード、アミューズメントパーク、シネマなどのパブリックVRアトラクション施設には特別なVRソリューションが必要になる。
家庭用ウォーキングマシンとジムにあるウォーキングマシンが違うように、コンシューマー用VRヘッドセットではパブリックVRのニーズを満たすことができない。
ロケーションベースのVRには頑丈で、衛生的、ハイゲストスループットのサポートが必要になる。
これに加えてロケーションベースのVR施設に来るカスタマーは家ではできないハイクオリティなコンテンツを期待して来るため、家庭用のヘッドセットより高いクオリティを実現することも求められる。
SensicsのパブリックVRゴーグルはこれらのニーズをクリアするために制作された新しいVRソリューションだ。
2880×1600の高画質で、通常のコンシューマーヘッドセットの2160×1200より70%もピクセル量が多く、高い解像度と画素密度でこれまでにないプレミアムなイメージクオリティを実現した。
これによりスクリーンドアエフェクトと呼ばれる、画面にうっすら網目模様が見えてしまう現象も解消できる。
このヘッドセットのフレームレートは1秒に90イメージで、ホストPCのニーズに合わせてそれよりも低いフレームレートで使うことも可能だ。
ハイクオリティなグラフィックとフレームレートでロケーションベースのVRコンテンツに求められる、家庭用ヘッドセットでは実現できないVR体験をゲストに提供することができる。
特許申請中のSensics独自の着脱式ヘッドストラップで、ゲストは列を待っている間にストラップを調節できる。
コンテンツの準備ができた時にはゲストの準備が完了しているため、コンテンツが始まる直前に調節をしてた時と比べてスループットの効率が上げることができる。
Sensicsのヘッドセットはアレルギーフリー、再利用可能、洗浄可能な、低コストのフェイスマスクを使用しており、衛生面もケアできる。
フェイスマスクはすぐに新しいものに変えることができ、ゲストは前のユーザーの汗などを気にすることなくヘッドセットを使える。
アトラクション側はゴーグルセットの数にたいしてマスクの量を決められ、三つのオプションからマスクのオペレーションを選べる。
ロケーションベース激しく動くものも多く、汗をかいてゴーグルがくもることなどがある。
このパブリックVR用ヘッドセットはデュアルサイレントファンが搭載されており、ゴーグルを換気し、汗でくもるのを防いでくれる。
ゲストはいちいちレンズをふく必要なく、涼しく快適なヘッドセット体験を保つことができる。
スマートセンサーインテグレーション
1000Hzのセンサーが9モジュール搭載されており、ローラテンシーで、コンテンツが楽しめる。
ポジショナルトラッキングシステムも幅広い種類で対応している。
ハンド・フィンガートラッキングにはLeap Motionのセンサーを内蔵しており、ユニットの中にセンサーを統合することにより、ケーブルをなくし、センサーがユニットから外れるリスクも減らしている。
今後インテグレーテッドオーディオとマイクロフォンがオプションとして追加される予定だ。
Google for Public VRはほとんどのSteamVRゲームに対応しており、他にもReVive、Oculusなどシングルプレイヤー、マルチプレイヤーの両方でたくさんのコンテンツがこのヘッドセットを使用してプレイできる。
さらにUnityやUnrealなどを含むメジャーゲームエンジンへのソフトウェアプラグイン可能でコンテンツ制作にも使用することが可能だ。
Goggle for Public VRはOSVRストア(http://www.osvrstore.com)でサンプル版が販売されており、今年中に配送予定となっている。
参照元URL: http://www.prnewswire.com/news-releases/sensics-releases-next-generation-vr-headset-for-arcades-cinemas-and-other-out-of-home-vr-experiences-300510840.html, http://sensics.com/portfolio-posts/goggles-for-public-vr/
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