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先日米サンディエゴで開催されたサブカルチャーイベント、Comic Con 2017にて映画「Ready Player One」のトレイラーが公開された。
本作はスティーブン・スピルバーグ氏の最新作で、バーチャル空間を舞台にした近未来SF映画だ。
現在、本作の制作会社であるワーナー・ブラザーズはトレイラーの公開と共に、クリエイターが自作した3Dアバターのアイデアを募集している。
応募作品のうちの幾つかが「Ready Player One」の作中に登場することができるというもので、世界中のクリエイターを対象に募集を行っている。
ハリウッドの大作映画に、自分で作り出したアイデアがデビューできるかもしれない。
「Ready Player One」はスティーブン・スピルバーグ氏の監督によるSF映画。
アーネスト・クラインのSF小説「ゲームウォーズ」を原作としており、本作の大部分はバーチャル世界「OASIS」を舞台にしており、主人公が「OASIS」を冒険する様が最新技術を用いたグラフィックと、スピルバーグ氏の演出によって描かれる。
SFファンだけでなく、VRに興味のある人なら必見すべき映画であり、2018年の公開を予定している。
「Ready Player One」では以下のようなストーリーが展開される。
先日米サンディエゴで開催されたサブカルチャーイベントComic Con 2017にて「Ready Player One」のトレイラーが公開され、舞台となる2044年の世界やバーチャル空間「OASIS」の内部を垣間見ることができるようになった。
トレイラーにはストーリーに関する描写はあまり出てこないが、精緻なグラフィックによって描かれたミステリアスなバーチャル世界や、最新のCGによって描かれたアクションシーンなどを垣間見ることができる。
「OASIS」は、その設計者の趣向によって過去数十年間のポップカルチャーの要素が盛り込まれており、トレイラーでは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するタイムマシン、デロリアンや、アニメーション映画「アイアン・ジャイアント」、「エルム街の悪夢」シリーズに登場するフレディ・クルーガー、また街中を失踪する赤いバイクは、大友克洋の漫画「AKIRA」で主人公、金田正太郎が乗るバイクを思わせる。
80年代のレトロフューチャー的なセンスも特徴的であるが、過去に制作された様々な映画の要素を断片的にそこかしこに盛り込む手法は、今までの映画では観ることができなかった新しいやり方であり、本作の公開に期待したい。
「Ready Player One」は2018年3月30日に米国にて公開予定だが、日本での公開日は今のところ未定。
本作の製作を手がけるワーナー・ブラザーズによって、「Ready Player One」のプロモーションも兼ねる興味深いプロジェクトが発表された。
クリエイターによって自主制作された3Dアバターが、「Ready Player One」に登場するというものだ。
talenthouseによると、応募された全アバターの中から5つが選出されて、映画の中に登場することができるほか、クリエイターの制作したアバターが映画のプロモーションとして使用されたり、ソーシャルメディアでの登場もあり得るとのこと。
また、選出されたクリエイターには1,000ドルの報酬が支払われ、制作した作品は著作権によって保護される。
また、選考対象の5つにランクインしなかった3Dアバターも、映画中にグラフィティとして描かれることによって出演することが可能で、この場合は250ドルの報酬が支払われ、同様に著作権によって保護される。
投稿することができる3Dアバターの詳細についてはコチラで確認することができる。
自分の考えたアイデアが、今後何十年にもわたって観られ続けるハリウッドの大作映画でデビューできるチャンスかもしれない。
参照元:UploadVR
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