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近畿日本ツーリスト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田ヶ原 聡、以下KNT)は、平成29年8月1日より開始するヘッドマウントディスプレイ対応のVRコンテンツ『仁徳天皇陵古墳ツアー』(堺市博物館内)の運営支援業務に取り組むということを発表した。
この『仁徳天皇陵古墳ツアー』は(公社)堺観光コンベンション協会(大阪府堺市、会長:前田 寬司)と堺市(大阪府堺市、市長:竹山 修身)が、世界文化遺産登録を目指す百舌鳥古墳群への理解と関心を深めるために取り組む、百舌鳥古墳群を上空から見渡せる疑似体験ツア-であるということだ。
VR技術を活用することにより、地上から上空300mまで上昇し、仁徳天皇陵古墳の現在と約1600年前の古墳築造当時の雄大な姿を、HMDを装着し、360度映像で閲覧することができるようになるというものだ。
また、普段立ち入ることの出来ない古墳内部の石室をCG映像で再現しており、実際に石室に入ったかのような臨場感溢れる映像が体験できるとのことである。
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子 眞吾)がVRコンテンツ制作業務を受託し、ツアーの運営支援業務をKNTが担当するということだ。
開 始 日 : 平成29年8月1日(火)
場 所 : 堺市博物館
料 金 : 1人800円(堺市博物館常設展観覧料含む)
時 間 : 10:00~12:00、13:00~17:00(各枠00分、30分スタート)
定 員 : 各回20名(21名以上の団体は2枠に分けます)
対 象 : 13歳以上
受 付 : 当日、堺市博物館にて直接申込。但し、10人以上の団体は5日前までにメールまたはFAXにて(公社)堺観光コンベンション協会へ予約が必要です。
KNTは2014年11月以来「スマートツーリズム」を推進してきたということである。
スマートツーリズムとは、ウェアラブルやパーソナルモビリティをはじめとする最先端技術と旅の融合による次世代ツーリズムのことである。
今後、KNTはワンストップでウェアラブル端末、コンテンツ、プロモーションをトータルな形で案内するとともに、スマートグラスを核に様々な「最先端技術と旅」を展開し、新たな付加価値を生み出し、地域活性化の提案を進めていくとのことだ。
今後スマートツーリズムについては、様々な展望が期待されているという。
【実空間・仮想空間の複合型観光】
失われた文化財や街並みを復元・再現をはじめ、アニメ・映画のロケ地、震災・防災など様々なシーン仮想世界と現実世界が融合する複合現実感を味わうことで観光と学びを体験する手法提案。
【多言語対応】
2020年に向け、各地に訪れる訪日観光客への言語対応と、観光地や日本文化の解説を行うことによる、日本への理解の深耕。
【ユニバーサルツーリズム、サスティナブルツーリズムとの連携】
旅に出ることが叶わない人達への仮想旅行体験や、環境・文化保護と観光を共生させるなどの新たな切り口として、国籍・年代を超えたあらゆる顧客への旅の提案。
参照元:ニュースリリース
近畿日本ツーリスト株式会社は、東京都千代田区に本社を置く大手の旅行会社である。
近畿日本ツーリストグループの一社でもあり、また同グループの店舗や商品のブランドでもある。
主に学校、企業、自治体などを顧客とする団体旅行専門の旅行会社で、関東甲信越地方・中部地方・関西地方に支店を置いている。
団体旅行以外にも団体内のイベント企画・提案など旅行以外の事業も行っている。
【会社概要】
社 名:近畿日本ツーリスト株式会社
設立年月日:012年(平成24年)9月3日
資本金:100百万円
代表者:代表取締役社長 田ヶ原 聡(たがはら さとし)
本 社:〒101-8641 東京都千代田区東神田1-7-8 ユニゾ東神田一丁目ビル
事業所:70カ所 (2016年1月1日現在)
主な事業所:〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1-13 住友商事神田和泉町ビル11F
社員数:2,054名 (2016年3月1日現在)
事業内容:旅行業
(近畿日本ツーリスト株式会社公式サイトより:http://www.knt.co.jp/kouhou/company/01index.html#02)
堺市博物館は、大阪府堺市堺区の大仙公園内にある人文科学系の博物館である。
市制90周年記念事業として1980年に開館している。
【アクセス】
・JR西日本阪和線「百舌鳥」駅から500メートル
・南海バス「堺市博物館前」から280メートル
公式サイト:http://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/
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