VR(バーチャルリアリティ)/MR(複合現実)事業を手がける株式会社アイデアクラウドは、GoogleのAR技術Tangoを活用したスマートフォンMR(複合現実)「MobileMR」の提供を6月29日(木)より開始したということを発表した。


Tangoに対応したPhab 2 Pro、ZenFone ARなどのTango対応端末とVRHMDを組み合わせて、現実世界にCGをオーバレイすることが可能であるということだ。


スマートフォンで気軽に体験できるMR(複合現実)体験


Tangoを利用することで、現在販売されているMRデバイスのように、現実世界の空間情報と設置されたCGの位置情報を照合し、配置されたオブジェクトに近づいたり、回り込むことが可能であるということだ。


MRの体験はデバイス自体が高額であったり、安価なモデルでもPCが必要であったが、スマートフォンとVRHMDを組み合わせて実現することで、より手軽に体験することができるようになるという。


「MobileMR」デモ動画



https://www.youtube.com/watch?v=6qNOjr6B1DI



MRの世界を探訪。


またカメラ機能も搭載されているということだ



現実世界が描画されているため、VRHMDを覗き込んだままオブジェクトに近づいたり手を伸ばす事ができるということである。


また、アプリケーションにはMR上での世界を撮影できる機能があり、例えば恐竜などを現実世界に呼び出し、それらを観察しながら気になったシーンを撮影することも可能になるとのことだ。


教育での利用や子ども向けのイベント活用など、様々なシーンで見るだけでは無い、プラスαの要素として機能するということである。



今後の展開について


現在のデモ動画は、単純にオブジェクトを空間に配置しているだけのものとなっているということだが、今後この技術をベースとして、教育・ゲーム・イベントや企業の課題解決など、用途に特化したカスタマイズモデルを提供するなどの展開を行っていくということである


【対応機種】


Phab 2 Pro、ZenFone AR


【MobileMR】


http://vr-360.net/mobile_mr.html


【VR事業WEBページ】


http://vr-360.net


【AR事業WEBページ】


http://a-r-tech.net/


※本リリースに記載の商標は各社の商標。


※プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先など、その他の情報は、発表時点の情報となり、その後予告なしに変更となる場合がある。


参照元:ニュースリリース


株式会社アイデアクラウドとは?


愛知県名古屋市にあるWEB制作会社である。


WEB制作だけでなく、アプリ開発、ソーシャルメディア戦略、デジタルサイネージ、VR、プロジェクションマッピングなど、制作だけでは無く、PR、マーケティングの領域までWEBに関わる全ての事を戦略的に提案している。


【会社概要】


会社名:株式会社アイデアクラウド


代表取締役:田中 義弘


資本金:3,000,000円


所在地


【名古屋本社】


〒460-0002愛知県名古屋市中区丸の内1-17-19 キリックス丸の内ビル5F


TEL:052-253-9866


【東京支社】


〒101-0052東京千代田区神田小川町1丁目10番2号 AtelierYours 小川町 303


TEL:03-3525-8640


東京支社公式サイトURL:http://ideacloud.tokyo/


サービス内容:企画立案/メディア構築/ブランディング/グラフィックデザイン/映像制作/イラストレーション/ WEBデザイン/CI・VI開発/ノベルティ制作/ デジタルサイネージ/プロジェクションマッピング制作/ VR開発/IoT開発/ソーシャルメディア・キャンペーン運用/ コミュニケーション戦略立案/リスティング広告運用/その他


公式サイト:https://ideacloud.co.jp/


公式ブログ https://ideacloud.co.jp/blog/


(株式会社アイデアクラウド公式サイトより:https://ideacloud.co.jp/company.html


AR技術「Tango」とは?


Tangoとは、GoogleのR&D部門であるATAPグループが開発しているAndroid向けAR/MRのフレームワークのことである。


スマホに搭載された赤外線カメラによって周囲の情報を取得し、現実世界に3Dモデルを配置したりできるという機能を持っている。


Google社が発表しているVR向けのCardboardやDaydreamと違い、赤外線カメラなどの専用ハードウェアを必要としており、AR/MR向けであることが特徴である。


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 AR技術TangoとVRHMDを活用したスマートフォンMR「MobileMR」の提供を開始