IMAX VRセンターがニューヨークにオープン！

IMAXとAMCがニューヨーク初となるIMAX VRセンターをニューヨークのAMC Kips Bay 15にオープンすることを発表した。

AMCにオープンする予定のセンターはIMAX VRセンター世界展開の第二号で、またIMAX VRセンターが複合型映画館にオープンするのは今回が初となる。

ゲストはムービーエンターテインメントとゲームを含むVRコンテンツが楽しめる。

IMAX VRについて

IMAX VRとはロケーションベースのVRコンテンツのことで、IMAX VRセンターではフィルムやゲームをベースにしたものを含むIMAX VRオリジナルのコンテンツが楽しめる。

IMAX VRのコンテンツはプレミアムテクノロジーとワールドクラスのコンテンツを合体させ、IMAXが提供しているフィルム体験のような、他とは違う、ユーザーが見て、感じて、動いて、遊べる、リアルなVR体験が楽しめる。

画期的なVRヘッドセットテクノロジー、最先端の360°サウンド、ルームトラッキングを使い、今までにないリアルなバーチャルワールドが実現した。

IMAXのCEO、Richard L. Gelfond氏コメント:

「IMAXは全ての年代のオーディエンスに快適なシネマ体験を提供することをミッションとして、50年近く画期的な映画体験を作り出してきました。

ロサンゼルスにオープンしたIMAX VRセンターはすでに当初の期待を上回る結果を出しており、パイロットロケーションであるAMCで新しい複合型映画館での戦略に挑戦していきます。

私たちの国内最大のパートナーとして、AMCはVRエンターテインメントをさらに上のレベルまで押し上げるという目標をシェアし、AMCシアターでIMAX VRを展開することによりサポートしてくれています。」

VRセンターはAMC Kips Bay 15のロビーに設置され、IMAXが新しく制作した、マルチプレイヤーでも動き回ってVRをプレイできるソーシャルコンテンツのためのポッド12個で構成された新デザインが採用された。

ポッドはユーザーのモビリティとインターアクション性を重視したデザインで、シングルとマルチプレイヤーの両コンテンツのプレイに使用される。

初の複合型ロケーションでのVRセンターオープンで、IMAXは特にミレニアル世代と呼ばれる、現在20代から30代、そしてZ世代と呼ばれるティーンから20代の若いオーディエンスをVRを使ってシネマエンターテインメントに誘導できるのかということをテストする予定だ。

AMCシアターのCEO、プレジデントのAdam Aron氏コメント:

「私たちはIMAXと続いている長年のパートナーシップを今回AMC Kips Bay 15にIMAX VRセンターを設置することで、拡大できたことを嬉しく思います。

AMCシアターでのIMAX VRの今後に期待しています。」

VRセンターのコンテンツはIMAXがそれぞれのVRセンターに、5分から15分間ほどのコンテンツを随時追加している。

最近設立されたIMAX VRコンテンツファンドを通して、IMAXはハリウッドスタジオやゲームメーカーなど新しいデベロッパーと協力し、より進化したハイクオリティVRコンテンツを制作し、センターに配信していく予定だ。

さらにIMAXはWarner Brothers Home Entertainmentと新しい契約を結び、Warner Bros. Picturesのこれから公開される映画をベースとしたVRコンテンツを3作品制作することを発表した。

IMAXは今年1月に最初のIMAX VRセンターをロサンゼルスにオープンし、2017年内にあと8センターを、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、中東、中国、日本のロケーションでオープンするとしている。

これらのパイロットロケーションを使い、全体的なカスタマー体験、プライスモデル、コンテンツのタイプなどの要素をテストしていく予定だ。

これが成功すれば、ショッピングセンターや観光地などを含むコマーシャルロケーションで世界的に展開していく。

情報提供元： VR Inside