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今年の初めに発表され、春になって正式にサービスの提供がスタートしたViveportの定額プラン、Viveport Subscription。このサブスクリプションプランでは、月額料金(日本では800円)を支払うことで対象となるVRコンテンツから5本を自由に選んで利用できる。
コンテンツへの出費を抑えて多くのVRゲームを試せるプランだが、対象となるタイトルの数は多くなかった。このプランが強化され、対象タイトルが75以上も増加したという。この追加により、対象タイトル数は追加前のほぼ倍となっている。
Viveportが提供するサブスクリプションプランには、サービス開始当初から50以上のタイトルが用意されていた。月に利用できるコンテンツは最大でも5タイトルに限られるので、サブスクリプションプランのみで全てを利用するには10ヶ月以上かかる計算だ。
もっとも、実際には全てのユーザが毎月5本の新しいタイトルを試すとは限らない。Viveport Subscriptionではその月に利用したいタイトルを5本選ぶことになるため、前の月に利用して気に入ったアプリ・手はつけたがまだクリアしていないゲームを連続して選ぶユーザも多いはずだ。
50本だけでも短期間で遊び尽くすのは難しい量だが、中には全く興味のないタイトルもあるだろう。現在はサービス開始直後の3倍近い150タイトル以上がサブスクリプションの対象として提供されており、遊ぶものがなくなる心配はしなくても良さそうだ。
サブスクリプションサービスの開始から一月が経った4月の末、HTCはブログでサブスクリプションプランの人気タイトルを発表している。その記事によれば、ユーザが4月に選んだアプリのベスト3は以下のタイトルだ。
サービス開始直後の4月にはVRへの入門に適したタイトルが人気だったようだが、ユーザがVRに慣れた5月や6月には人気のタイトルも変化しているだろう。多数のタイトルが追加されたことで、来月にはまた大きなランキングの変動が起きるかもしれない。
追加されたタイトルにはシューターや一人称視点のRTSなど、忙しい作品も多い。VRゲームを遊ぶことに慣れたユーザでも楽しめるラインナップと言えるのではないだろうか。
今回追加された作品には、6月にViveportに登場したばかりの最新のタイトルやViveportでしか利用できない独占タイトルも含まれている。
VRゲームは複数のプラットフォームに対応して発売されることも多くなっているが、特定のプラットフォームでしか利用できない作品もある。以下のタイトルは、(現時点では)HTC Viveのユーザのみが遊べる作品だ。
Viveportのサブスクリプションプランを利用しているならば、特別な追加コスト無しに利用できる。まだ5本の利用タイトルが決まっていないならば、選んでみるのも良いのではないだろうか。
HTCが公開したブログ記事には、サブスクリプションの対象として追加された全タイトルのリストも掲載されている。
参照元サイト名:Viveブログ
URL:https://blog.vive.com/us/2017/06/08/viveport-subscription-new-titles/
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