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Tencent GamesとHTCが共同開発したVRFPS、”Shadow Tracker”が発表された。
6月1日よりViveport Arcadeにて配信される。
本ゲームに関して、現在トレイラーが公開されている。
画質は良くないのだが、それでも従来のVRFPSにはなかった高解像度のゲームプレイを観ることができる。
夜間、建物と建物との間で燃える炎が作り出す影や、木々の葉が風に揺れるグラフィックなどは、現行の2DFPSのそれと同じクオリティを持って描かれている。
また、崖をよじ登る時の動作や、発射された弾丸の軌跡などもリアルに表現されていて、没入感を高めるゲームデザインとなっている。
ゲームでは計15種類の武器を操作することができ、12種類の異なる敵と戦うことができる。
トレイラーを観ると分かるように、本ゲームは数多くのフィジカルアクションをサポートしている。
遮蔽物の後ろにかがんで身を隠したり、盾を手にして敵から身を守ったり、空中に手榴弾を放ったりなど、FPSを楽しむための様々な動作が実装されている。
本ゲームは6月1日よりViveport Arcadeと提携したVRアーケードやアミューズメント施設でプレイ可能となる。
Viveport Arcadeとは、VRコンテンツを提供するアミューズメント施設において、コンテンツのマネジメントやセールスの管理を目的としてHTCが運営するプラットフォームである。
同プラットフォームを導入することで、VRアーケードの管理者はコンテンツの使用権限の取得がより容易になると同時に、コンテンツによって発生した利益を管理者とコンテンツクリエイターとの間で分配する際のマネジメントも担当する。
HTCはViveport Arcadeを、中国を皮切りとして世界展開する予定でいるが、日本では今年3月に吉祥寺にてテスト運用が行われるなど、日本での導入の準備も進んでいる。
数多くのタイトルがリリースされているVRFPSの中で、オススメのタイトルをいくつか挙げてみる。
おそらく一番人気を誇るVRFPSタイトル。
SFやサイバーパンク、攻殻機動隊やアップルシード、BLAME!のファンであればオススメできるタイトルだ。
2271年の「ネオ新宿」を舞台に、日本刀と銃を駆使して巨大企業「エデン」の陰謀を暴露すべく「エデン・タワー」と呼ばれる施設に潜入し、護衛ロボットとの戦いを繰り広げる。
銃のリロードや刀を抜く動作を、プレイヤーがまるで実際にそれをするかのような動作をすることによって行うなど、高い操作性が特徴。
対応機種はHTC ViveとOculusRift、価格は3,980円。
Steamの公式サイトでダウンロードできる。
Impulse Gearが開発した”Farpoint”は、地球外の惑星(火星だろうか)でエイリアンと戦うタイトルで、PSVRをプラットフォームにする。
トレイラーを観ると分かるように、映画並みのハイクオリティなグラフィックが高い没入感を誘う。
しかし、Farpointの最大の特徴は、専用コントローラーを備えていることだ。
エイム・コントローラーと呼ばれるそれを使うことによって、従来のVRFPS体験がよりリアルなものになる。
触覚フィードバックを備えているため、トリガーを引いた時の反動もリアルに再現され、コントローラーの質感や角度などが驚くほど馴染むという。
対応機種はPSVRで、ソニーストアで注文することができる。(到着は6月22日頃を予定)
価格は5,310円。
SKonec Entertainmentが開発したPSVRソフト”Mortal Blitz”では、プレイヤーは秘密研究施設のエージェントとして敵地に潜入し、Teratomaというエイリアンの集団と戦う、というストーリーのゲーム。
解像度の高さやグラフィックのリアルさ、アクションのスムーズさなどはPSVRならではのクオリティ。
また、物体を持ち上げて投げたり、武器獲得やドアの開閉などの多数のインタラクションも実装されている。
対応言語は英語、中国語、韓国語、日本語、価格は2.500円。
ソニーストアの公式サイトで購入できる。
VRならではの没入感や解像度、触覚フィードバックなどの最新技術が体験のクオリティに反映されるVRFPSは、今後も注目すべきジャンルの一つだ。
参照元:UploadVR
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