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クラシックアクションゲームのリバイバル「Half-Life 2 VR」がSteam Greenlightにリストに加入することが発表された。
これはSteamのコミュニティリストに追加が認められたことにより、今まで非公式だった人気ゲーム、Half-Life 2のVR化が正式に認められたことにもなる。
Steam GreenlightとはSteamでリリースされるゲームの中から選ばれたものがコミュニティのリストに載せられ、デベロッパーは彼らのゲームに関するインフォメーションや、スクリーンショット、トレーラーなどをポストできる、新リリースゲームをサポートするコミュニティシステムだ。
デベロッパーはカスタマーからフィードバックを受けることができ、開発段階からアクティブなコミュニティを形成することができる。
長年どのゲームをSteamでリリースするか選んできたSteamチームが、より効率的な方法でSteamコミュニティに合ったゲームをセレクトするためにこのシステムが考えられた。
もともと注目度が高いゲームはリリース前にSteam Greenlightのリストにのることで、発売までにコミュニティを盛り上げていくことができる。
逆にあまり注目度が高くないゲームは、Greenlightに選ばれることで、話題性を獲得でき、フィードバックを受けながらゲームをコミュニティに受けやすいよう改良していくことができるため、有利な条件でゲームをリリースすることができる。
Half-Life 2 VRは2004年に発売されたValve Corporationのアクションゲーム「Half-Life 2」のリマスター版で、カルトクラシックとなっている人気ゲームHalf-Life 2をVRでもプレイしたいというプレイヤーの希望のもと、開発されているコミュニティプロジェクトだ。
2013年から開発が開始され、最近OculusRiftとHTC Vive対応で近日リリースされることが発表された。
もととなるHalf-Lifeは50以上のゲームオブザイヤー賞などを獲得したValveの人気作だ。
エイリアンに占拠され、人口が減少してしまった近未来を舞台に、プレイヤーは科学者ゴードン・フリーマンとなりエイリアンから地球を救うことになる。
VRバージョンでは以下のことが追加された。
実はVRではない方のHalf-Life 2はValve Corporationが開発していたものだが、VR版のHalf-Life 2 VRは改造版でValve Corporationは開発に携わっていなかった。
オンラインコミュニティをもとにチーフクリエイターのWorm Slayer氏率いる、SourceVR Mod Teamが2013年からのHalf-Life 2 VRの開発を進めていた。
通常のゲームより開発に長い時間がかかっているのも、それが理由だと考えられる。
今回のHalf-Life 2 VRのSteam Greenlight参加については15769人から投票を行い決定されたもので、95%の人がVR改造版Half-Life 2 VRに好意的なコメントを残している。
そして、これは今まで非公式だったHalf-Life 2 VRの制作がValveに認められ、Half-Life 2のオフィシャルなVRバージョンことを意味する。
公式にHalf-Life 2 VRのリリースが決定したことで、開発もスムーズに進むことが予想され、近いうちにリリース日の発表などもされるのではないかと言われている。Half-Life 2ファンはこれ以上首を長くして待つ必要はなくなりそうだ。
Steam Greenlight加入と正式リリース決定と同時に、トレーラーやスクリーンショットなども公開されている。
参照元URL: http://steamcommunity.com/workshop/about/?appid=765§ion=faq, http://www.valvesoftware.com/games/hl2.html, http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=923491647, http://store.steampowered.com/app/220/HalfLife_2/
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