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社会人になるときに言われるのが、バッドニュースは早く知らせろ!ということです。それだけミスやトラブルの対処で今後の仕事に大きな影響がでるのです。
今回はミスやトラブルをした際に一番最初に行う、謝罪メールについてです。基本的な構成や例文、またNG例と解説していきます。
※なお本記事は、TechAcademyのエンジニア転職保証コースのキャリアカウンセリング内容をもとに紹介しています。
謝罪メールを書くとき、どのような構成にすればいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。基本的な構成は以下の通りになります。
謝罪メールを送るとき、まず大切なのがしっかりとミスがあったことを認めること。自分のしたミスに対して誠実な対応を心がけることで、取引先との関係性もしっかりと維持しやすいです。
さらに対策方法についてもしっかりと記載しておくこともポイント。しっかりと対応策を説明して、ミスがさらに大きくならないよう注意しておきましょう。
実際にどのように書けばいいのか気になりますよね。ここでは、実際の謝罪メールの書き方をご紹介します。
◯◯株式会社
◯◯課
◯◯ ◯◯様
いつもお世話になっております。
株式会社◯◯の◯◯と申します。
先日の◯◯に関して、発送が遅れてしまい誠に申し訳ございませんでした。
今月の◯日にご注文いただいた「◯◯」を本日発送いたしております。
多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
どういった理由で遅延してしまったのか、現在原因の特定を急いでおります。
今後はこのようなことがないように、今まで以上に注意して取り組んで参ります。
今後とも、よろしくお願いいたします。
謝罪の気持ちをしっかりと記載していると同時に、原因や今後のことにもしっかりと触れることが大切です。
謝罪メールの書き方を間違えると、相手がさらに感情的になってしまうことも。ここでは、謝罪メールのNG例をご紹介します。
◯◯株式会社
◯◯課
◯◯ ◯◯様
ご連絡いただき、ありがとうございます。
欠陥品をお送りしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
お品物をお送りいただければ、新しい商品と交換いたします。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
「どうしてミスが起きたのか」「今後どうしていきたいのか」など、謝罪するだけでなく、具体的な内容もしっかりと記載するよう意識してください。
◯◯株式会社
◯◯課
◯◯ ◯◯様
いつもお世話になっております。
株式会社◯◯の◯◯と申します。
この度は、弊社の商品「○○」をお買い上げいただきありがとうございます。
弊社商品の動作不良でご迷惑をおかけしており、心より謝罪いたします。
どのような状態なのか今調査しており、またわかり次第こちらからお電話をさせていただきます。
お忙しい中、ご連絡をいただきまして誠にありがとうございます。
ご迷惑をお掛けしますが、引き続きよろしくお願いいたします。
ここまで、謝罪メールの基本構成や抑えておきたいポイント、さらには書き方の例からNG例まで紹介しました。
謝罪メールを送るとき、まず大切なのが謝罪の気持ちをしっかりと伝えること。誠実さに欠けたメールだと、相手がさらに怒ってしまう可能性も考えられます。さらに謝罪だけでなく、「どうしてミスが起こったのか」「今後どうしていくのか」といったことも記載することで、取引先も納得して今後も良好な関係性が築きやすくなります。
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