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東京, 2024年4月23日 - (JCN Newswire) - 当社はサステナビリティ・トランスフォーメーション(以下、SX)(注1)によるビジネスとサステナビリティの価値創出に対する意識について15か国の企業などの経営者層(CxO)600人を対象にアンケート調査(注2)を実施し、このたび結果を「富士通SX調査レポート2024」として公開しました。
2回目となる今回は、SXをビジネスの成果に繋げるために優先して取り組むべきポイントを分析しました。その結果、全体の11%の経営者層が事業成長とSXを両立していることがわかりました。このグループを「チェンジメーカー」と定義して傾向を分析したところ、2つの特徴があることが確認できました。
調査レポートでは、「チェンジメーカー」を目指すために重要な4つのステップと、その取り組みのために当社が支援できることを紹介しています。
当社は、サステナブルな世界の実現を目指す「Fujitsu Uvance」に基づいた経営や事業を推進しています。本調査結果を踏まえ、今後もテクノロジーを活用してさまざまな社会課題に取り組むとともに、ビジネスとテクノロジーのコンサルティング「Uvance Wayfinders」と「Fujitsu Uvance」のデジタルサービスを用い、SXを支援します。
「富士通SX調査レポート2024」サマリー
1. SX推進に意欲的な企業・組織は増えているが、進捗は厳しい
「サステナビリティは今後5年間の最優先事項だ」と答えた経営者層は70%で、前回調査時の57%より13ポイント増加した。一方で、サステナビリティ戦略を立てて「具体的な成果を実感できている」のは、全体の約4分の1(26%)にとどまった。
2. 「チェンジメーカー」は、「長期的な視点」を持ち「データの利活用」が進んでいる
(1)長期的な視点を持ち、社会と地球環境にプラスの影響をもたらしたいという動機がある 動機について「チェンジメーカー」では60%が「社会にプラスの影響を与えること」、54%が「地球への影響を軽減すること」と回答した。
(2)組織の枠組みを超えたデータの利活用が進んでいる
① ほかの企業などとのデータ活用の状況について聞いたところ、「テクノロジーを用いて将来のシナリオの予測とシミュレーションを行い、ビジネス判断の水準を上げている」との回答が、「チェンジメーカー」では49%を占めた。具体的には、温室効果ガスの排出量削減に向けたデータ共有の重要性などが挙げられた。
② 「チェンジメーカー」の25%が「自組織以外の企業などと非常に協力的なエコシステムを形成し、資源やデータの共有を可能にして共通の価値を創り出している」と回答した。
3. 「チェンジメーカー」になるための4つのステップとは
SXを加速する重要なステップを紹介。
① 組織のパーパスを策定し、達成目標を明確にする
② SX戦略を策定し、目標の達成に向けた行動を推進する
③ データ利活用の成熟度を上げる(社内組織間連携)
④ 組織の枠組みを超えてデータ利活用のコラボレーションをする(社外組織との連携)
調査概要
調査結果の詳細はこちらからダウンロードできます:
「富士通SX調査レポート2024 サステナビリティ・トランスフォーメーションによる新たな価値創造に向けた道筋」
(日本語版)https://activate.fujitsu/ja/insight/sx-survey-2024/
(英語版)https://activate.fujitsu/en/insight/sx-survey-2024/
URL https://pr.fujitsu.com/jp/news/2024/04/23.html
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