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TOKYO, Mar 6, 2023 - (JCN Newswire) - 株式会社日立パワーソリューションズ(以下、日立パワーソリューションズ)は、このたび、株式会社電巧社、株式会社サイサン、森和エナジー株式会社の共同事業体が運営する六ヶ所村ウィンド・ソーラー協調発電所(青森県上北郡六ヶ所村) に、太陽光発電協調型風力発電システム*1(以下、本システム)を初納入しました。
本システムは、稼働済みの太陽光発電所に新たにENERCON社製風力発電設備を追設し、出力変動緩和制御技術*2によって、太陽光発電所の系統連系枠で、従来、夜間や天候などによって活用できていなかった連系枠を有効活用し、利用率を向上させます。六ヶ所村ウィンド・ソーラー協調発電所では、既存系統連系枠の利用率を従来の14%から43%に29%向上させる見込みです。
また、本システムは、稼働済みの風力発電所に太陽光をはじめとする他の発電設備を追設する場合にも適用可能です。さらに、FIT*3を適用して売電している発電所の活用できていなかった連系枠を活用してオフサイトPPA*4として新たな発電設備を追設することも可能です。これにより脱炭素化に取り組む自治体や企業などにおいて需要が高まる再生可能エネルギーの導入拡大を支援します。
日立パワーソリューションズは、今後も風力・太陽光発電システムや、蓄電池、エネルギーマネジメントシステムなどの再生可能エネルギー事業を通じて、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。
六ヶ所村ウィンド・ソーラー協調発電所について
六ヶ所村ウィンド・ソーラー協調発電所は、稼働済みの太陽光発電所「エネワンソーラーパーク六ヶ所村」に、新たに出力変動緩和制御技術を用いたシステムと制御に伴う出力指示に応答性の良いENERCON社製風力発電設備(出力1,920kW×1基)を追設した発電所です。
日立パワーソリューションズについて
日立パワーソリューションズは、エネルギー・インフラ関連分野において、デジタルを活用したサービス事業やグリーン事業を展開し、「サービス」「グリーン」×「デジタル」に関連した事業で蓄積した技術やノウハウを基盤に、エネルギーや社会インフラを支えるとともに、お客さまや社会の課題解決に貢献するソリューションを提供し、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。 https://www.hitachi-power-solutions.com/
日立製作所について
日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。金融・官公庁・自治体・通信向けITサービスやお客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、産業流通、水インフラ、ヘルスケア、家電・空調システム、計測分析システム、ビルシステムなどの幅広い領域でプロダクトをデジタルでつなぐ「コネクティブインダストリーズ」と、自動車・二輪車の分野で先進技術を提供する「オートモティブシステム」の事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。グリーン、デジタル、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。2021年度(2022年3月期)の連結売上収益は10兆2,646億円、2022年3月末時点で連結子会社は853社、全世界で約37万人の従業員を擁しています。 https://www.hitachi.co.jp/
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