TOKYO, Dec 22, 2020 - (JCN Newswire) - 株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)と、株式会社日立ビルシステム(取締役社長:光冨 眞哉/以下、日立ビルシステム)は、このたび、エレベーター用感染症リスク軽減ソリューションを強化します。

具体的には、センサーに手をかざすことでエレベーターのボタンに触れずに呼び出しや行先階登録の操作が行える「非接触登録装置」について、適用対象を従来の新設エレベーター向けから拡充し、リニューアル時のメニューに追加して12月23日から販売開始*1します。また、新たに開発した強制換気ファンや、「ナノイー X」発生装置の連動で乗りかご内を清潔に保つ「かご内クリーン運転」、乗りかご内の積載量に応じて、密集度を3段階に分け、段階に応じた注意喚起のアナウンスと運転制御で混雑を防ぐ「密集回避運転」のソリューションを、新設エレベーターのオプション(有償付加)仕様として12月23日から、リニューアル時のメニューとして2021年1月から販売開始*1します。

新型コロナウイルスの感染拡大を契機として、社会のあり方や人々の生活様式が変容し、新常態(ニューノーマル)を見据えた社会課題が生まれています。ビル分野においても、感染リスクの低減に向けて、エレベーターなどの共用設備に手を触れない形での移動や、ソーシャル・ディスタンシングといった新たな対応が求められています。

こうした背景のもと、日立と日立ビルシステムは、建物内の非接触での移動・生活を実現するタッチレスソリューションや、感染症リスク軽減ソリューションを体系化し、ラインアップを強化*2してきました。エレベーター向けとしては、防犯カメラなどでの顔認証・人流解析により、エントランスからエレベーターを経て、執務室などの専有部まで非接触で建物内を移動することを可能にするソリューションや、LINE連携タッチレスエレベーター呼びサービス「エレトモ」、「非接触登録装置」を相次いで開発し、お客さまのニーズに応じて提案を行っています。

今回、日立と日立ビルシステムは、新設エレベーターのオプション(有償付加)仕様として11月18日に販売開始した「非接触登録装置」について、新たにリニューアル時のメニューに追加するとともに、密閉・密集の回避を実現する「かご内クリーン運転」、「密集回避運転」のソリューションを開発しました。

日立と日立ビルシステムは、今後もニューノーマルに対応したビル・マンション向けの製品・サービスの開発、提供を通じて、安全・安心・快適な建物内の移動・生活の実現に貢献します。

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概要:日立製作所

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記事名:「 日立と日立ビルシステム、エレベーター用感染症リスク軽減ソリューションを強化