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TOKYO, Dec 8, 2020 - (JCN Newswire) - 三菱商事株式会社(以下、当社)は、ミャンマー国鉄より、ヤンゴン環状線向け新型車両66両(以下、YCRプロジェクト)、及びヤンゴン・マンダレー幹線鉄道向け新型車両180両(以下、YMプロジェクト)の納入を受注し、ミャンマー国鉄との間で両プロジェクトの契約を夫々締結致しましたのでお知らせ致します。
両プロジェクトの契約総額は約690億円で、日本政府とミャンマー政府の間で締結された円借款契約により手当てされます。供給する車両はスペイン最大手の鉄道車両メーカーであるConstrucciones y Auxiliar de Ferrocarriles, S.A.(以下、CAF社)が日本製の機器類を採用して製造するもので、2023年から2025年にかけて順次納入を予定しています。
YCRプロジェクトは、日本政府の円借款供与が決定している“ヤンゴン環状鉄道改修計画”(*1)のパッケージの一部です。当社が納入する車両は、ミャンマー最大の商業都市ヤンゴン市中心部の約46kmの環状線を走り、計画では環状線一周の走行時間が現在約170分要しているところを約110分に短縮することを可能にします。
(*1)ヤンゴン環状鉄道改修計画:ヤンゴン環状線の既存路線の老朽化した設備を改修・近代化する円借款事業
YMプロジェクトは、”ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業(フェーズ2)”(*2)のパッケージの一部です。当社が納入する車両は、ヤンゴンから首都ネピドーを通り、第二の商業都市マンダレーへ向かう迄の約620Kmを結ぶミャンマーの大規模幹線を走り、計画では現在約15時間要しているところを約8時間程度に大幅短縮することを可能にします。
(*2)ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業(フェーズ2):ヤンゴン・マンダレー間の既存路線の老朽化した設備を改修・近代化する円借款事業
当社は、世界各国で培ってきた鉄道事業のノウハウを活用することで、ミャンマーにおける交通インフラの整備に寄与し、人々の移動における利便性の向上を通じて、急速に経済発展を進めているミャンマーに対して貢献して参ります。また、日本政府が推進する質の高いインフラシステム輸出を後押しし、鉄道インフラ案件に積極的に取組むことで、地域の利便性の向上や、渋滞等の地域課題への対応と解決策の提供を目指します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2020/html/0000046331.html
三菱商事について
三菱商事は、世界約90の国・地域に広がる当社の拠点と約1,700の連結事業会社と協働しながらビジネスを展開しています。天然ガス、総合素材、石油・化学、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10グループ体制で、幅広い産業を事業領域としており、貿易のみならず、パートナーと共に、世界中の現場で開発や生産・製造などの役割も自ら担っています。創業以来の「三綱領」という企業理念に基づき、経済価値・社会価値・環境価値の「三価値同時実現」による持続的成長を目指します。詳しくはウェブサイト(https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/)をご覧ください。
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