Aichi, Japan, Nov 18, 2020 - (JCN Newswire) - 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)は、降雪時の走行中にLEDヘッドランプに付着する雪を溶かし、照度を確保することで、走行時の安全に貢献する、後付け「ヘッドランプヒーター」を開発しました。今回開発した製品は、既販車両に後付けが可能で、2020年12月1日から全国のトヨタディーラーで販売されます。現在、取り付け可能な車種は、TOYOTA プリウス、ノア、ヴォクシー、エスクァイア*1です。

多くのクルマに搭載されているLEDヘッドランプは、省電力で明るいという特徴があります。一方で、従来のハロゲンヘッドランプに比べると、赤外光の放出が少なく、ランプの表面が温まらないため、降雪時の走行中にヘッドランプの表面に付着した雪が溶けず、光が遮られる結果、十分に視界が確保できないというユーザーの困りごとがありました。

今回開発した製品は、外気温が5度以下になると自動で作動し、ランプのレンズに直接貼り付けたフィルムヒーター(光学粘着シート)が雪を溶かし、走行時の照度を確保することで安全に貢献します。また、フィルムヒーターの設計の工夫により、装着後の見た目への影響を軽減するとともに、照度確保に必要な融解面積を確保し、降雪時の長時間走行でも変わらない照度と視界を保つことを可能にしました。

デンソーは、今後も、ドライバー、歩行者をはじめとする、世界中のすべての人にとって安心で安全なクルマ社会の実現に貢献していきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
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概要:株式会社デンソー

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記事名:「 デンソー、後付け「ヘッドランプヒーター」を開発