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少子高齢化や環境保全の問題を背景に、現在、日本のインフラ整備の焦点は、拡大から、既存資本の有効利用へと推移しています。
1991年、東京に設立された日本調査株式会社は、計画立案、現地踏査から、実地調査及び集計、解析まで、日本のインフラ事業に貢献してきました。
現在、日本各地に事業を展開しており、建築家、エンジニア、測量士など125名もの専門家を擁しています。
いつでもどこでも安定した作図作業
日本調査は主に構造物(橋梁、トンネルなど)、交通施設、地質、都市計画に携わってきたため、CAD活用の歴史は長く、また、強力な設計ソリューションが不可欠です。
ところが、CADソフトウェアのコストは年々高沸していったため、より費用対効果の高いものを探す必要が出てきました。そこで日本の無料CADソフトウェアを試してみましたが、安定性において要求のレベルに達しておらず次々と落選していきました。
2012年頃、ZWSOFT日本パートナーであるCHAMの推奨により日本調査はZWCADの利用検討を開始しました。
最初はもちろん、ZWCADの安定性を評価することでした。
日本調査様はZWCADで大きな地形図を展開してみた際の展開スピードの速さ、またその安定性に満足しました。更に社員にとって、ZWCADのインターフェースとコマンドが馴染み深いものだったため、再学習の必要も無く、トレーニングコストも削減できました。
さらに、現場、オフィスでネットワークライセンスとドングル形式の永久ライセンスを使い分けて運用できるため、仕事効率が向上し、社員間のコラボレーションもよりスムーズになりました。特にネットワークライセンスは、ライセンス数を最小限に抑えることで、ソフトウェア利用がさらに効率的になりました。
検証の結果、日本調査はZWCADを導入することに決定しました。
「CHAMの営業担当者はいつも、私たちの要望を応えてくれます。その真摯な対応も選択する理由である。」と担当の方は仰っていました。
橋梁点検の効率化に貢献する強力なAPI
これまでに、日本調査が点検した橋梁は数万橋にも上り、2017年だけでも、8,500橋以上の点検実績があります。ただし、昔利用していた無料のCADソフトウェアはAPIをサポートしていないため、業務への影響が大きかった。
APIの欠如による、橋梁点検の結果をデータベースで集計、調書を作成する内部アプリケーションが利用できなかったのです。また、データ同期も複雑かつ不完全なものでした。
ZWCADの安定したAPIとカスタマイズ可能なインターフェイスのおかげで、アプリケーションプログラムを介して、点検図面を対応する注釈と同期させることが可能になりました。 「.NET APIを利用してのプログラム移植の過程で、不具合は特に見られませんでした。」と日本調査の技術社員はその性能を評価しました。
ZWCADでプログラムを使用できるようになったことで、ヒューマンエラーが減少し、業務効率が大幅に向上しました。
道路調査の効率を向上させる便利なCAD機能
橋梁、トンネル等は通常、一方通行なので、その整備も極めて重要です。外観検査、リバウンドハンマー試験、リーク検出、超音波探傷検査などを日常的に行っています。コンクリートの写真を撮って加工し、ひび割れを際立たせます。次に、社員達は「IMAGE」コマンドで処理済みのラスタ画像をZWCADに挿入し、POLYLINEまたはLINEを使用して損傷を追跡し、楕円、引出線、およびマルチテキストで注釈を付けます。
同様に、道路の縦断を作成および編集するには、まずJPG、TIFFなどのフォーマットで画像を挿入し、次にPOLYLINEで輪郭を作成します。デザインセンターに保存されている道路標識の標準ブロックを利用することで必要なものを簡単に見つけ、利用することができます。
環境保全と都市開発のバランスを取ることは、世界的にも恒久的な課題です。日本調査の専門家達は、その豊富な経験と専門知識を活かして、日本のインフラ整備に取り組み続けます。ZWCADはそんな彼らを支え続けています。彼らは語ります。
「ZWCADは、私たちが必要とする機能・性能・操作性全てを備えた安定したソリューションです。 ZWSOFTとは今後も、良好な関係を維持していきたいと考えています。」
■お問合せ先
ZWSOFT社 日本営業
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