TOKYO, Mar 11, 2020 - (JCN Newswire) - NECは、2021年4月入社の新卒採用から、優秀な人材に対して学歴別初任給ではなく、本人が担う役割に応じた報酬水準で処遇する新たな仕組みを導入します。具体的には、「データサイエンス」「サイバーセキュリティ」「DXビジネス」「AI創薬」などの分野における、一部のキャリア採用(経験者採用)ポジションについて学歴・職歴を問わない形で募集します。学生の有するスキルと入社後に担う役割をマッチングし、成立する場合はキャリア採用ポジションの格付けで採用、職務ベースで月収を設定します。

グローバル競争の激化やDXによるビジネスモデル変革が加速する中、多様な人材の活躍が求められています。NECは、新卒を含む若手のトップ研究者を対象に、市場価値を考慮した報酬上限のない「選択制研究職プロフェッショナル制度」を昨年導入しました。また、本年の春季交渉において、労働組合が要求する大卒初任給の現行比3,000円増に満額回答するなど、人材獲得に向けた取り組みを強化しています。本仕組みの導入は、こうした取り組みの一環です。

NECは組織と人材の力を最大限に活かすための制度改革や環境整備を「人への投資」として進めています。昨年、自分のキャリアを自ら切り拓き、成長する意欲を高める仕組みとして、社員の職務経歴と各組織の募集ポジションを社内公開しジョブマッチングを図る「NEC Growth Careers」を導入しました。本年は、全社員が時間・場所を問わず多様な学習が可能なオンライン動画学習サービス「LinkedInラーニング」を新たに導入していき、社員自らの成長・学びを後押しするほか、デジタルビジネスを牽引するために必要なマインドセットやスキル習得を目的にDX研修を拡充します。

また、多様な人材が自律的に最適な働き方を選択するため、コアタイムのないフレックスタイム制度や全社員を対象とした回数無制限のテレワーク制度を導入済であり、必要な社員全員にPCとスマートフォンを支給、外部から社内ネットワークに約6万人が同時アクセス可能な仕組みを整備しています。

市場やお客さまのみならず、学生や社員から選ばれ続ける会社になるためには、多様な人材一人ひとりへの成長機会の提供やフェアな評価、挑戦する社員がベストを尽くせるような環境整備が従来以上に重要であり、引き続き「人への投資」を重点的に行っていきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202003/20200311_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。



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記事名:「 NEC、新卒社員を役割に応じた報酬水準で処遇する新たな仕組みを導入