TOKYO, Oct 4, 2019 - (JCN Newswire) - 斑鳩町、一般社団法人斑鳩町観光協会、株式会社オーシャンブルースマートおよびNECソリューションイノベータ株式会社は、シェアサイクルの仕組みを活用した地域の課題解決、持続的発展を促すことを目的に、連携し、町民や来訪者の利便性向上を目指し取り組みを進めていくことについて、連携協定を締結しました。

背景
斑鳩町には、現存する世界最古の木造建築物である世界文化遺産・法隆寺や、法起寺をはじめ飛鳥時代に起源をもつ歴史ある社寺が多くあり、2021年には聖徳太子1400年御遠忌を迎えます。新たな宿泊施設も開業し今より多くのインバウンドを含めた滞在型観光を目指す中で、観光のアクセスの起点となる法隆寺iセンターからの快適な二次交通の整備が求められています。

そこで、導入が容易であり、観光客にとって周遊の自由度が高く、町民にとっても日常の交通手段ともなるシェアサイクルを軸にして、観光振興や地域活性化を目指すべく、4者による連携協定を締結します。

連携の概要

それぞれが持つ資源や特長をいかし、本協定を通じて4者が取り組む内容は以下のとおりです。
1. シェアサイクルの斑鳩町内への導入に関する事項
2. シェアサイクルの活用促進及び利便性向上に関する事項
3. シェアサイクル事業で得たデータ情報の共有に関する事項
4. その他目的を達成するために必要と認められる事項

4者間協定の初動の取り組みとして、シェアサイクルの導入に関する実証実験を行います。

本協定により、斑鳩町が現在取り組みを進めている、法隆寺前の開発をはじめとした、複数の地域資源の連携強化による魅力向上および新たな人の流れの創出の実現を目指しています。また、観光客だけでなく町民の日常の足としてもシェアサイクルを活用することで、公共交通機関を補完する機能となることを期待しています。

実証実験の概要
法隆寺iセンターに駐輪ポートを設け、本日から実験的に運用を開始します。駐輪ポートは利用状況に応じ、順次拡充していきます。

オーシャンブルースマートが提供するシェアサイクルサービス「PiPPA(ピッパ)」を活用し、一般社団法人斑鳩町観光協会が、貸し出す自転車の配車および修理などを行います。NECソリューションイノベータは、シェアサイクルの利用データを分析し、得られた結果から、観光政策に寄与するデータを斑鳩町に提供します。

実証期間は、2019年10月4日~2022年10月3日を予定しています。

シェアサイクルサービス「PiPPA(ピッパ)」について
今までのレンタルサイクルのように「決まった所から借りて」「決まった所に返す」仕組みではなく、IoTと専用アプリを用い、専用ポート間で自由に自転車を乗り降りすることが可能な次世代のシェアサイクルサービスです。多数の企業と提携し人々の「生活をより豊かに」するために単なる移動手段にとどまらない「その先のサービス」の提供を目指しています。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/press/20191004/index.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。



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情報提供元: JCN Newswire
記事名:「 シェアサイクルを活用した観光振興・地域活性化に向けて、斑鳩町とNECソリューションイノベータなど3社が連携協定を締結