TOKYO, Sep 26, 2019 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)と株式会社FRONTEO(本社:東京都、代表取締役社長:守本正宏、以下 FRONTEO)は、日本において、入院患者様の転倒・転落リスクを事前に予測し、アラートを表示する転倒・転落予測システム「Coroban(R)」を本日、9 月 26 日(木)に医療機関に発売することをお知らせします。

製薬企業であるエーザイは、骨粗鬆治療薬や不眠症治療薬の発売を通じ、医療機関における転倒・転落予防対策が重要であることを認識してきました。一方、FRONTEO の 100%子会社で、ヘルスケア分野に特化したデータ解析企業である FRONTEO ヘルスケアは、独自に開発した自然言語処理技術に基づく人工知能エンジン「Concept Encoder(R)(コンセプトエンコーダー)」を有しています。

エーザイと FRONTEO は、2018 年 1 月より「Coroban」の共同開発を開始しました。エーザイが有する医療機関とのネットワークを活かし、全国の複数の医療機関で試験導入を行い、臨床現場で表出されたニーズに基づき、「Coroban」の改良を進め、この度の新発売となりました。

厚生労働省の調査によると、2017 年における 65 歳以上の入院患者様は約 96 万人で、増加傾向にあるとされており、入院中の転倒・転落ケアの重要性は高まっています。「Coroban」は、医療機関毎の過去の入院患者様の看護記録等を学習し、それを基に毎日の看護記録から個々の入院患者様の転倒・転落リスクをスコア化し、リスクの高い患者様の情報を表示します。「Coroban」を用いて、患者様一人ひとりの転倒・転落リスクに対する個別のケア・看護計画への反映を行うことにより、医療関係者の業務の負担軽減や、リスク評価の均質化・客観化などが期待されます。

エーザイと FRONTEO は、入院患者様の転倒・転落リスクを低減する病棟看護体制の構築をサポートする「Coroban」の新発売を通じ、患者様とそのご家族の well-being の実現に貢献してまいります。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
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概要:エーザイ株式会社

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記事名:「 エーザイ、入院患者様の転倒・転落予測システム「Coroban(R)」を新発売