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TOKYO, May 31, 2019 - (JCN Newswire) - 株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)と、株式会社日立ビルシステム(取締役社長:関 秀明/以下、日立ビルシステム)は、エレベーターなどのビル設備の稼働状況や保全状況などの各種情報をPCやスマートフォン上で確認できるビルオーナー・管理者向けダッシュボードを開発しました。今後、詳細仕様の開発を進め、2019年中に国内で提供開始し、順次グローバルに展開していきます。
現在、日立ビルシステムは、エレベーターをはじめとする18万台以上のビル設備について、さまざまな稼働データを遠隔でリアルタイムに収集・監視し、データ分析結果をもとにした予防保全を実現する高度な遠隔監視・保全サービスを提供しています。ビル設備の稼働状況についてビルオーナー・管理者が確認したい場合には、日立ビルシステムに連絡いただき、報告する形となっていますが、広域災害時の復旧状況など、稼働状況を直接把握したいビルオーナーや管理者のニーズへの対応が課題となっていました。
今回開発したダッシュボードは、日立ビルシステムが保全サービスを提供しているエレベーターをはじめとするビル設備を対象として、ビルのオーナーや管理者が各自所有・管理するビル設備の稼働状況などについて、PCやスマートフォン上で確認できるものです。通常時の稼働状況だけでなく、地震などの広域災害時の復旧状況の確認も可能なほか、エレベーターの運行制御や、かご内の情報表示変更、かご内防犯カメラ映像のダウンロードなど、多様なメニューを提供し、ビル管理業務の効率化に貢献します。
日立と日立ビルシステムは、今後も、IoTをはじめとする最先端のデジタル技術を、製品・サービスの開発に幅広く活用し、安全・安心・快適な昇降機や、都市空間におけるお客さまのさまざまな課題解決に貢献するサービスをグローバルに提供し、持続可能な社会の実現に貢献します。
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概要:日立製作所
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